エンブックスの絵本

◎仕様

なでてなでて『なでてなでて』
え/日隈 みさき
ぶん/西川 季岐
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/赤ちゃんから
2017年10月20日発行
2022年9月11日重版3刷

24Pハードカバー製本
サイズ/186×186mm
ISBN 978-4-8021-3073-8

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◎概要

「親子でスキンシップしたくなる」をコンセプトに、2012年度「ピンポイント絵本コンペ」最優秀賞受賞作家が描く0.1.2歳向け赤ちゃん絵本です。
読者である赤ちゃんと、正面に向かい合う動物から「なでて」と声がけがあり、ページをめくるとなでたときの「感触」と一緒に、動物のうれしそうな様子が見開きで描かれます。1.2のリズムで展開し、いろいろ出てくる動物たちがユーモラスで楽しい。
最後は、赤ちゃん自身が登場して「なでて」と声がけするところでおしまいです。それこそがポイントで、絵本を閉じた後、自然と「親子でスキンシップしたくなる」と思います。

 


◎作家プロフィール

日隈 みさき
1986年、三重県四日市市生まれ。2012年度「ピンポイント絵本コンペ」で最優秀賞を受賞した後、『ともだちや』などでお馴染みの童話作家・内田麟太郎さん作『ゴリラでたまご』でデビュー。エンブックスでは『まーくんとむしのこえ』に続く2作目となる。
▶ https://www.hinokumamisaki.com/

 


◎試し読み

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◎読者のお便り

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◎仕様

どてっ『どてっ』
作/田口 麻由
絵/布川 愛子
企画/テレビ東京「シナぷしゅ」
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/赤ちゃんから
2020年10月19日発行
2022年11月28日重版3刷

24Pハードカバー製本
サイズ/186×186mm
ISBN 978-4-8021-3205-3

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◎概要

たけのこが「どてっ」、食パンが「ぽてっ」……目の前にあるモノが淡々と倒れる様子と音に「赤ちゃんがハマった」という声多数!
テレビ東京で放送している民放初の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」の大人気コーナー「どてっ」が、映像の魅力そのまま絵本になりました。
絵本では、子どもの反応にあわせながらページをめくるペースを調整したり、お気に入りの見開きを繰り返したりと、ならではの楽しみかたも。子どもにとって身近な大人の声で「どてっ」っと読んであげれば、さらに親しみやすく、作品の印象もひと味違ってくると思います。この研ぎ澄まされた愉快な世界を、ぜひ親子でたっぷり体感してください。

 


◎作家プロフィール

田口 麻由
2006年 東京藝術大学 美術学部 デザイン科 卒業。CMプランナーでありアートディレクター。テレビ東京の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」では「どてっ」の他、「たらーり」「あつまれ」などの人気コーナーを手がける。小さな子ども向けの動画を企画制作する「せのびてれび」のメンバーとしても活動。2歳の男の子を子育て中。

布川 愛子
2005年 東京藝術大学 美術学部 デザイン科 卒業。イラストレーターとして国内外の広告、書籍装画、雑誌など幅広く関わる。絵本作家としては『ひみつがあります』(白泉社)、『ちいさなはなよめぎょうれつ』(偕成社)、『はるのワンピースをつくりに』『あきのセーターをつくりに』(文/石井睦美・ブロンズ新社)などを刊行。4歳の女の子を子育て中。
▶ http://www.nice-nice-nice.com/

 


◎試し読み

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◎読者のお便り

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◎仕様

ぱっかーん!『ぱっかーん!』
さく/砂糖 ゆき
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/1歳頃(離乳食後期)から
2022年9月11日発行

24Pハードカバー製本
サイズ/186×186mm
ISBN 978-4-8021-3343-2

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◎概要

トントントン……台所でお料理を作りはじめたようです。「たまごを こんこん」。「ぱっかーん!」と割れると、中からお月様みたいな黄身がとろんと出てきます。次は「たまねぎを (包丁で) ざくっ」と真っ二つに。「ぱっかーん!」と割れると、あら、たまねぎの断面ってこんなおもしろい形をしているんだ。
「ぱっかーん!」とユーモラスな音(オノマトペ)を繰り返すたびに、色々な食材がダイナミックに形を変えていく。赤ちゃんは、耳で楽しみ、目で驚き、次第に鮮やかに描かれた食材たちに興味を持つことでしょう。
さあ、今日の献立は何かな。離乳食に慣れてきた1歳ごろからおすすめしたい食べもの絵本です。

 


◎作家プロフィール

砂糖 ゆき
宮城県出身、神奈川県在住。東北芸術工科大学 グラフィックデザイン学科卒業。パッケージデザイン会社でデザイナーとして従事した後、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして独立。
あたたかなタッチでおいしそうな食べものを描くことを得意としている。主な仕事として、月刊誌「婦人之友」(婦人之友社)の表紙画(2020、2021年度)、毎日新聞購読者向け冊子「私のまいにち」(毎日新聞出版)の表紙画(2020年度〜)を手がける。

 


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◎読者のお便り

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◎仕様

つんつんぱん!『つんつんぱん!』
さく/はるの まい
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/6カ月頃から
2022年2月17日発行

24Pハードカバー製本
サイズ/186×186mm
ISBN 978-4-8021-3308-1

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◎概要

赤ちゃんのムチムチした手足やプクプクしたほっぺをみて、思わず「つんつん」したくなる気持ちに共感する大人はたくさんいると思います。今作は赤ちゃんをふかふか焼きたてのパンに見立てた親子のコミュニケーション絵本。
作者は『ふうしてあそぼ』が売上部数2万部を超える人気の、はるの まいさん。前作と同様、お子さんが赤ちゃんの頃に実際よくやっていた遊びがアイデアの元になっています。つんつんしたり、ぎゅうってしたり、6か月頃から楽しめる「親子でスキンシップしたくなる」赤ちゃん絵本です。

 


◎作家プロフィール

はるの まい
愛知県出身。京都市立芸術大学 卒業後、名古屋市公立中学の美術教員、特別支援教員を経て2012年からフリー。
14〜15年ロンドン芸術大学付属語学学校 留学中に、ロンドン市立芸術大学やセントラル・セント・マーティンズで絵本について学ぶ。18年より日本デザイナー芸術学院でアートを指導。絵本に『リズムにのってりすだんす』(エド・インター)、『おたんじょうびのひに』『ABC animals with kids』(三恵社)など。
▶ http://maiharuno.main.jp/

 


◎試し読み

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◎読者のお便り

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◎仕様

ぱたぱたえほん『ぱたぱたえほん』
さく/miyauni
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/赤ちゃんから
2017年11月27日発行
2018年3月19日重版2刷

24P合紙製本(ボードブック)
サイズ/186×186mm
ISBN 978-4-8021-3078-3

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◎概要

「親子でスキンシップしたくなる」をコンセプトに、2016年度「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」入選作家が描く0.1.2歳向け赤ちゃん絵本です。
この作品の特徴はなんといっても「ぱたぱたする」こと。見開きごとに画面いっぱいに美しくデザインされた「とり」や「ちょうちょ」などを、音(声)に合わせて開いて閉じて楽しみます。「絵本+手遊び」という新しい提案は、本だからこそ。
この単純明快な手遊びによって、赤ちゃんの興味は作品へと注がれ、親子の時間をよろこびに変えることでしょう。

 


◎作家プロフィール

miyauni(みやうに)
1989年生まれの鈴木雄大と、88年生まれの大藤めぐみ夫婦による、クリエイター・ユニット。『ネズミくんとおおきなチーズ』で2016年度「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」入選。ユニット名の由来は、フィンランド語の、myao(ミヤオ:猫のなき声)と、uninen(ウニネン:眠い)をつなげたもの。
▶ https://www.miyauni.com/

 


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◎読者のお便り

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目次

  1. 『おかゆ』に込めた想い 前編
  2. 『おかゆ』に込めた想い 後編

 


息⼦と私のつらい離乳⾷

私は、元料理⼈で⿂屋に嫁いだ2児の⺟です。
料理を作り提供する飲⾷業、⾷材を業者に卸す鮮⿂卸業。ステージの違いはありましたが、共通する「食」という⼤きな枠にずっと携わりながら仕事をしてきました。環境に恵まれ、仕事に留まらず、私⽣活における「⾷」も楽しめる⽣活を送っていました。
それが「つらい」と、初めて思った瞬間があります。
⻑男の離乳⾷です。

初めての育児で試⾏錯誤、⼤奮闘していましたが、「離乳⾷は⼤丈夫。⾃分は得意だろう」と思っていました。ずっと「⾷」に携わってきたし、今までのように⾃分が頑張ればうまくいく! と。
その時はまさか「⾚ちゃんが離乳⾷を⾷べない事がある」なんて思ってもいませんでした。

 

順調に進んでいた離乳⾷。突如、息⼦が⾷べなくなりました。
⾷べてはベー。⾷べてはベー。いよいよ口も開けなくなり、スプーンを⾒れば踏ん反り返る。必死になだめ、椅⼦を降りたがる息⼦を何とか座らせようとする私。
⾷べない離乳⾷を作り続け、口に⼊る事なく⽚付ける毎⽇にうんざりし、とうとう0歳の息⼦に向かって「なんで?」と口に出してしまいました。⾷材にこだわり、⼿をかけて作っているのに「なんで?」。

家族は離乳食を⾷べない息⼦より、落ち込み、神経質になってきている私を⼼配しました。
「気にしすぎ」「あまり神経質にならない⽅がいい」「そのうち⾷べるよ」。
良かれと思ってかけてくれた⾔葉も「何もわからないくせに」と響くことなく、孤独を感じるようになり、そこで初めてキッチンに⽴つのが「つらい」と感じました。
作っても喜ばれない。泣かれる。作ったものを全て、流して⽚付ける。こんな事、それまでの料理⼈⽣で⼀度もありませんでした。

何より、⼤切な⼤切な我が⼦は、このままずっと⾷べないままなのか。
参考にしていた離乳⾷本の進⾏通りにいかない事で、この⼦の成⻑に影響がないか、⾷べることに興味のない⼦に育ってしまうのではないか、⾊々な不安が巡って、息⼦と⼀緒に泣けてきてしまう時もありました。

 

「もう、やめ。ぜーんぶ、最初からやり直そう。」

離乳⾷開始から2カ月経過して、徐々にステップアップはしていましたが、オールリセット。
私の気持ちも全部リセットしたい。本当はそれが⼀番の理由だったかも知れません。

新しい⾷材にチャレンジとか、ステップアップとか、もう何も望まないことにしました。0歳の息⼦にとって「元料理⼈」「料理経験者」は全く関係ないのです。仕事の様に、⾃分が頑張れば頑張るほど結果がついてくる訳じゃない。むしろ、頑張れば頑張るほど、逆効果だったのかも……。ふり出しに戻ってみて、そう思える様になりました。

とにかく、パクッと⼀⼝。そんな息⼦が⾒たいだけ。
その時作ったのが、⾚ちゃんが⺟乳以外で初めて⼝にする「10倍かゆ」です。離乳⾷への期待を望まずに作ったおかゆ。
息⼦はびっくりするほどあっさり「パクッ、パクッ」っと⾷べてくれました。

「何がいけなかったの? 何がよかったの? って正直わからないけど、確実に⼀歩進んでくれた。親としての試練と喜びをありがとう」。
と、当時の⽇記にそう記してありました。
この時の経験は、私にとって無駄ではありません。そのおかげで、今の⾃分がいるのだから。

 


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目次

  1. 『おかゆ』に込めた想い 前編
  2. 『おかゆ』に込めた想い 後編

 


おかゆを好きになれたら、離乳⾷の半分はクリアです

離乳⾷の専⾨知識を学び、2児の離乳⾷を経験した今の私は、⻑男の離乳⾷でつらい思いをした当時の⾃分の様に悩みを抱えたママに、かけてあげたい⾔葉やアドバイスを伝える事ができる様になりました。

その中でも⼀番お伝えしたいのが「おかゆ」です。
離乳⾷においておかゆは、⾚ちゃんが⺟乳以外で初めて⼝にするもので、⾚ちゃんの成⻑にとても⼤切なもの。そして、約⼀年間の離乳⾷期間で⾚ちゃんが⼀番⾷べることになる、ママが⼀番作ることになるものでもあります。
だから、「⾚ちゃんもママもおかゆを好きになれたら、離乳⾷の半分はクリアだ!」と私は考えています。
⾷べられない⾷材が出てきたり、なかなか進まないことがあっても、それくらいの楽な気持ちでいて欲しいと思います。

また、⾚ちゃんはおかゆができあがるまでの⼯程を実際に⾒る事は少ないと思います。だいたい⾚ちゃんが寝ている時に、おかゆを作りますもんね。
この絵本では、おかゆができあがるまでの、お⽶は「さらさら」なんだ、お⽔で「じゃあじゃあ」するんだ、お鍋で「ぐつぐつ」するんだ、など、⾚ちゃんが実際に⾒る事がないシーンを描いています。
離乳⾷で⼤切だと考えられている「五感を刺激してあげる」という点を意識して、擬⾳語を⽤いているのも特徴です。ぜひ、⼤⼈もみなさんも一緒に感じ取りながら、⾚ちゃんに読んであげてほしいと思います。

絵本だからこそ、ゆっくりじっくり「おかゆができあがるまでのワクワク感」を親⼦で味わえるんじゃないか。絵本であれば、離乳⾷期前の⾚ちゃんにも、おかゆを知るチャンスを与える事だってできます。⾷べる事への興味を掻き⽴てる事ができそうです。

 


ママの笑顔は魔法のスパイス

⾚ちゃんは「美味しければなんでも⾷べる」とは限りません。ママの笑顔こそが魔法のスパイスなのです!
あの頃の私の様に、不安な顔で眉間にしわを寄せていては、⾚ちゃんも同じ気持ちになってしまいますよ。どうか、離乳⾷はママも楽しんで欲しい。⾚ちゃんとママ、両⽅の笑顔で溢れた時間であって欲しいと願っています。

だから、ママが⾚ちゃんに「あーん」としているシーンは特にこだわりました。「ママの満⾯の笑顔を表現したい!」という想いを作画の川崎由紀さんが叶えてくれました。

表紙を初めて⾒た時はとても感動しました。
『おかゆ』というタイトルだから、もちろん「おかゆの絵が表紙になるのだろう」とは思っていましたが、そこにはママの⼿が添えられていたのです!

⾚ちゃんに「あーん」をする瞬間の⼀コマです。私が⼀番⼤切にしているシーンです。
川崎さんはこの作品に取り組む前に、実際に離乳⾷をあげている友⼈親⼦を取材され、ご⾃⾝でも何度もおかゆを作り、熱い想いを持ってこの絵を描いてくれました。川崎さんの気持ちと、私の気持ちが繋がった! と思った瞬間で本当に嬉しかったです。

 


離乳⾷はじめの気持ちを忘れずに

離乳⾷では、たくさんの⾷材を経験することとか、⾷べるための練習とか、ミッションが多いイメージがあると思います(もちろんとても⼤切なことです)。
ただ、離乳⾷をはじめた頃はミッションの前に、⾚ちゃんの⼀⼝パクッに感動し、楽しめていたはず。それが、だんだんステップアップしていくにつれて、他の何かと⽐べたり、教科書通りにいかないことを不安がったり、焦ったり……誰でもそうなってしまうから不思議です。⼤丈夫。あなただけじゃない。みんな⼀緒です。

私にとっておかゆは、「はじめのおだやかな気持ち」を思い出させてくれたもの。
絵本『おかゆ』が、これから離乳食をはじめる親子の不安を楽しみに変えてくれると信じているのはもちろん、私と同じ様に立ち行かなくなってしまったママの「はじめのおだやかな気持ち」を思い出すきっかけを与えるような作品になったら嬉しいなと思います。

 


あとがき

絵本専⾨⼠の野⽥英里さんから「⾚ちゃんに関わる味覚や、出汁等の絵本制作を考えている編集⻑さんがいらっしゃる」とご紹介いただいたのが、出版社であるエンブックスの代表 ⻄川さんとの出会いのきっかけです。

⻄川さんは、0歳児を対象とした「⾷の絵本」を制作しようとされていました。「0歳児、特に⼩さい⾚ちゃん向けの絵本」は世の中にたくさん存在しますが、その中でも、「味覚や出汁」「離乳⾷」に着⽬した絵本はあるのかな? と考えてみましたが、私は思いあたらずにいました。
絵本編集のプロ⻄川さん、絵本読み聞かせのプロ野⽥さん、そして私。光栄なことに私は、そのお⼆⼈とお話する機会をいただきました。
⾚ちゃんの⾷というと「離乳⾷」です。離乳⾷の領域には様々なキーワードがあり、味覚や出汁も確かになくてはならないテーマ。ですが、離乳⾷のはじめの⼀⼝が「おかゆ」である事、そして、そのおかゆに対する私の強い想いを真摯に受け⽌めてくれました。

「この絵本を通じて何を実現したいのか」という相談の中で、「私の様に離乳⾷で悩むことが多いママが⾚ちゃんと⼀緒に楽しめる」「⾚ちゃんに⾷べる事への楽しみを与えられる」というコンセプトが決まっていきました。この絵本はその対談がなければ⽣まれていなかったものです。

私を対談に参加させてくれた野⽥さん、そして、この絵本づくりに携わるチャンスをくださった⻄川さんに⼼から感謝申し上げます。

 


おかゆのつくりかた動画

 


note連動企画

離乳食にまつわるあれこれを「#離乳食わたしの工夫」もしくは「#離乳食わたしの気持ち」をつけて投稿してください。
募集期間:2021年10月14日から11月20日まで
https://note.com/mediapal/n/n210b304e59e1

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◎仕様

おかゆ『おかゆ』
さく/神田 ひかり
え/川崎 由紀
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/5、6カ月頃から
2021年10月14日発行

16P厚紙製本(ボードブック)
サイズ/148×148mm
ISBN 978-4-8021-3283-1

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◎概要

「おかゆを好きになれたら離乳食の半分はクリアです」というのは、離乳食インストラクターでもある作家 神田ひかりさん。赤ちゃんにとっては母乳やミルク以外のはじめての食べものですから、不安があって当然。そして、その気持ちは親も同じだと思います。
この絵本では簡単で美味しいおかゆのつくりかたから、食べるところまでを優しく丁寧に描いています。赤ちゃんは絵本を読んでくれる親の声を聞きながら、自然とお口を「あーん」することでしょう。「おいしいね」を繰り返しているうちに、離乳食の不安や心配が興味へと変わり、楽しみになる。親が笑顔でいることが赤ちゃんの笑顔に繋がります。
離乳食をはじめる5、6か月頃から手にとってもらいたい生まれて初めての食べもの絵本です。

 


◎作家プロフィール

神田 ひかり
1982年生まれ。愛知三河のさかな屋「カネカ神田」取締役。息子の離乳食で悩んだ経験から、食生活の土台づくりを理解するため「離乳食インストラクター」の資格を取得し、おさかな離乳食セット「ととBaby」を開発。ママ向け離乳食講座を開き、これまでに1000名以上が受講。調理師免許、だしソムリエ、他。

川崎 由紀
北海道生まれ、東京都在住のイラストレーター。色鉛筆などを使った手描きによる温かみのあるイラストレーションで雑誌、書籍、教科書、パッケージ等の制作多数。暮らしの中の人や物、木の実や草花、緑の風景を描くことを得意としている。山田博之イラストレーション講座修了、​TIS会員。

 


◎試し読み

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◎読者のお便り

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◎仕様

どこかな どこかな?『どこかな どこかな?』
さく/今福 理博
え/やすの なほ
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/1歳から
2021年6月15日発行
2022年1月26日重版2刷

24Pハードカバー製本
サイズ/186×186mm
ISBN 978-4-8021-3250-3

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◎概要

生後9か月くらいになると、赤ちゃんは「これ!」と指さしコミュニケーションをするようになります。指さしを通じてだんだん言葉が「わかる」ようになり、1〜2歳になると今度は言葉が「言える」ようになっていきます。
今作は「赤ちゃんがみるみる言葉を覚える」1歳からの指さし遊び絵本です。最初の見開きは朝ごはんの場面。「ぱん」「ぎゅうにゅう」「こっぷ」「たまご」……と赤ちゃんにも馴染みのあるものがいくつか描かれていて、「ぱん、どこかな?」と優しく問いかけます。絵さがしを楽しんでいるうちに自然と言葉が結びつく仕掛けです。
登場する「106語」の名詞はすべて子どもの発達にあわせて選びぬいたもの。「ぱん」を覚えたら「こっぷ、どこかな?」とアレンジして楽しむこともできます。

 


◎作家プロフィール

今福 理博
武蔵野大学 教育学部 幼児教育学科 准教授。京都大学博士(教育学)。京都大学 大学院 教育学研究科 特定助教、日本学術振興会 特別研究員(PD、東京大学 大学院 総合文化研究科)を経て現職。
発達心理学を専門に、乳幼児の社会性や言語の発達を研究。著書に『赤ちゃんの心はどのように育つのか:社会性とことばの発達を科学する』(ミネルヴァ書房)、共著書に『ベーシック発達心理学』(東京大学出版会)など。

やすの なほ
1984年生まれ。2005年、女子美術大学 短期大学部 造形学科デザインコース卒業。大学図書館やアニメ制作会社に勤務する傍ら、イラストレーターとして活動。現在は一児の母として子育てをしながら、創作活動を続けている。

 


◎試し読み

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◎読者のお便り

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