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『ぺんぎんたいそう』

作/齋藤 槙
定価/880円(税込)
対象/0歳から
福音館書店
2016年6月5日発行

「ぺんぎんたいそうはじめるよ。いきをすって~、はいて~。くびをのばして~、ちぢめて~。おなかとあたまをぴったんこ」。水族館や動物園でおなじみのペンギン。そのユニークな動きや、伸び縮みをして姿かたちが変わる様子は、まるで体操をしているかのようです。読みながら、思わず身体が動いてしまう絵本です。

 


『あかちゃんたいそう』

作/鈴木 まもる
定価/1034円(税込)
対象/赤ちゃんから
小峰書店
2011年2月7日発行

ねこさんと、ほっぺとほっぺ、すりすりすり。ここちよいリズムの言葉とともに、体を動かして遊べる、親子で楽しむスキンシップ絵本。子育て日記で赤ちゃんの姿を描いてきた作者が、親子のふれあいのために描いた絵本です。

 


『うさこちゃんのだんす』

文・絵/ディック・ブルーナ
訳/松岡 享子
定価/770円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
2009年9月25日発行

うさこちゃんは、先生にダンスを教わりました。とても上手にできたので、みんなに見せに行くことにしました。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん。お友だちのくまのぼりすやぶたのうたこさんにも見せましたよ。そして、みんなと一緒に踊りました! うさこちゃんの仲間が勢ぞろいして、うさこちゃんと一緒に踊ります。大好きな家族やお友だちと踊る楽しさがいっぱいの作品です。

 


『みんなでたいそう』

文/新沢 としひこ
絵/長谷川 義史
監修/三石 知佐子
定価/1540円(税込)
対象/2歳から
童心社
2004年9月1日発行

けんちゃんたいそうはじまるよ。みんなで一緒に腕を回して、ケンタカタッタ ケンタッタ! すると、うさちゃんがやってきて……

 


『パンダ なりきりたいそう』

作/いりやま さとし
定価/1100円(税込)
対象/幼児から
講談社
2016年10月13日発行

「なりきりたいそう はじめるよ」チューリップ、バナナ、おにぎり、ひこうき……、何かになりきるのって、たのしいね! さあ、絵本を見ながら、パンダといっしょに、おもいっきり体をうごかそう!

 


『おどります』

作/高畠 純
定価/1320円(税込)
対象/幼児から
絵本館
2005年6月発行

「メケメケ フラフラ メケメケ フラフラ」と、ぶたがおどります。うまがおどります。いぬがおどります。かばがぞうがおどります。ついつい踊りだしたくなるとびきりたのしいナンセンス絵本です。

 


『ブタとタコのダンス』

作・絵/長 新太
定価/本体1200円(税込)
対象/3歳から
学研プラス
2005年5月26日発行

いいお天気のある日。ブタが海辺を歩いていると、タコがピューッと飛んできて、なんとブタの鼻の穴に入っちゃった! さあ、ブタとタコはこれからどうなるでしょう? リズミカルな文章と、コミカルな展開が楽しい、ナンセンス絵本。

 


『うさぎのダンス』

文・絵/彩樹 かれん
定価/1100円(税込)
対象/4、5歳から
ひさかたチャイルド
1998年8月発行

しかけ絵本。うさぎさんたちのダンスに入りたくて、うさぎに化けようとする子だぬきのポンちゃん。でも、失敗ばかり。そこで、にんじんを食べて再挑戦!

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オンライン決済サービス「SPIKE」が2018年11月にサービス停止になることを受け、エンブックスではネットショップ「BASE」にストア機能を移設しました。

それにともなって、決済方法はこれまでの「クレジットカード」「銀行振込」に加え、「キャリア決済*」「コンビニ決済」「Pay-easy*」も選択いただけるようになります。

また、いずれの決済も「BASE」が仲介する「エスクロー決済」で、お客様のお買い物の安全性を保証いたします。

ストアページへのリンクは、ページ上部のメニューボタンから。
より便利に、より安全なエンブックスのストアをこれまで以上にご利用いただけたらうれしいです。

◎使える決済方法

    ・クレジットカード
    visa、mastercard、american express、jcb
    ・キャリア決済
    docomo、au、softbank
    ・銀行振込
    三井住友銀行
    ・コンビニ決済
    ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ミニストップ、セイコーマート
    ・Pay-easy

*キャリア決済とは
各キャリアの画面でID、パスワード、暗証番号を入力するだけで簡単にお支払いできるサービス

*Pay-easy(ペイジー)とは
金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶことなく、パソコンやスマホ・携帯電話、ATMから支払うことができるサービス

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偶然にも、今井さんが手がけた「てっぱん」も、エンブックスも「縁」がテーマ。
だから、『わにのだんす』も同じように、そこに関わるみんなが「輪に」なってつながっていけたらいいなと考えています。

「輪に」って必ずしも冗談ではなくて、作品のファンが参加できる場としての「コミュニティ」は、きっとこれからの出版にとっても大切なキーワードになってくるだろうと想像しています。

そういう意味では、SNSで使われる「ハッシュタグ」は共通言語のコミュニティです。そこで読者同志、あるいは読者と作家、読者とエンブックスがつながれる場を作ることにしました。共通言語は「#わにだん」。

お話の感想や読み聞かせの様子、自慢の絵本棚などを「#わにだん」をつけてインスタやツイッター、フェイスブックに投稿してもらえたらうれしいです。子どものオリジナルわにダンス? もちろん大歓迎です!
投稿の際に、絵本の中身が写真に写ってしまっても気にしないで大丈夫です。本編撮影OK。

「#わにだん」で集まった投稿は、エンブックスのサイト……今まさに見ているこの特設ページに掲載していくかもしれません。読者たちの手でこのコミュニティを盛り上げてもらえたらうれしいです。(おしまい)

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前回のエピソードの最後に「子守話」と書きました。
子守歌じゃなくて子守話。今から10年くらい前まで、今井さんが子育てしながら紡いでいた創作話のことです。
『わにのだんす』はそのうちの一遍でした。

僕と今井さんの最初の出会いはツイッターです。
2011年当時、今井さんはNHK連続テレビ小説「てっぱん」の脚本を手がけられていて、僕は一視聴者という関係でした。


Photo credit: GORIMON

たまたま見かけたツイートで、今井さんが僕と同じ大阪は堺の「泉北ニュータウン」出身だと知って、お声がけしたのがきっかけです。

それから1か月後には、今井さんとつながりのある東京在住の泉北ニュータウン出身者で集まることになり、「てっぱん」と同じようにお好み焼きをつつきながら、まだはじめたばかりの絵本の出版について話を聞いてもらいました。
その時に、今井さんから「子守話」のことを教えてもらい、「もし良ければ!」と大胆にお願いをしたのが創作のはじまりです。

「子守話」が115作、加えて別の創作絵本が1作あって、全部で116作のお話を全部読ませてもらいました。
そこから、絵本にしたいと思った作品を17作まで絞り込んで、今井さんに相談し、最後に選んだのが『わにのだんす』です。

絵は、今井さんが脚本家になる前、マッキャンエリクソンでコピーライターをされていたときにお仕事でご一緒したことがあったという島袋千栄さんにお願いしました。
島袋さんの描く擬人化された動物たちは、ユーモアがあってロマンチック。いわゆる「語る絵」で、ひと目で『わにのだんす』にぴったりの画家だと思いました。

 


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踊ることが大好きなわにが道端でダンスをして見せると、通りがかりのわにたちは喜んでお金をくれました。わにはそのお金で好きなものを買いました。味をしめたわには、場所を変えては踊り、お金を貯めて次々に好きなものを買っていきます。もっともっとと考えたわにが、最後にたどり着いた場所で見つけた、本当に欲しかったものとは?
子どもが「はじめて出会う経済の本」。モノには「価値」があること、同時に「お金で買えない価値」があることを楽しく知ることができる絵本です。

 


新装版『わにのだんす』の紹介文は、こんなふうにまとめました。

改めて、この作品を通じて子どもたちに伝えたいことは何だろうかと考えていて、たどり着いた言葉が「本当に欲しかったもの」です。「これだ!」と思いました。帯には「お金を稼いだ “だんすわに”が見つけた 本当に欲しかったものは?」というコピーを書きました。

作家の今井さんは、この絵本を「子ども向けの顔をした経済のお話」だといいます。
得意なことでお金を稼ぐわにの姿は、まさに経済活動そのものです。

とはいえ、「経済」といっちゃうと子どもの世界とは距離を感じるママ・パパも少なくないと思います。実際、僕自身も軽い違和感があったし、創作過程では「お金が描いてあるのを子どもに見せることに抵抗がある」というママの声もありました。小さな子どもの口から「お金」という言葉が飛び出すと、ギョッとする親の気持ちもよく分かります。

でも、このお話の真意がそんな表面的なところにないことは、最後まで読めば誰でもわかると思います。なぜって、主人公のだんすわには「人のためにお金を使う」ことで「お金で買えないよろこび」を手に入れるんですから。

考えてみれば経済って、人と人との関係の「やりくり」なんですよね。
だんすわにが教えてくれるのは「楽しみを生産し、よろこびを分配する」という、人が豊かに生きていくうえで根っこになる大切な「やりくり」です。

そういう意味で、小さな子どもにこそ読んで聞かせて欲しい。
小さな子ども時代に正しい根っこをしっかり生やしておけば、大人になってからどんなことがあっても、最後はブレずに豊かに過ごせるんじゃないかと思います。
今井さんはそのことを知っていて、まだ小さかった娘のたまちゃんに「子守話」として語り聞かせて、育てたんじゃないでしょうか。

すっかり大きくなったたまちゃんの豊かさといったら!

 


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目次

  1. わに再び踊る。新装版『わにのだんす』を出版
  2. 楽しみを生産し、よろこびを分配すること
  3. 今井さんが子育て中に語り聞かせた子守話
  4. 「#わにだん」を共通言語にコミュニティをつくる

 


2018年7月10日(火)に新刊絵本『わにのだんす』を出版します。
帯のコピーを考えたり、仕上がりサイズや製本の具合を確認する「束見本」を作ったりして、間もなくやってくる入稿までの準備期間を「しっぽをばんばん」しながら、慌ただしく過ごしています。

え、『わにのだんす』知ってるよ? という読者のみなさんは大正解。この作品は、もともとペーパーバック絵本として今から6年前の2012年に出版している作品です。

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今回、新装版『わにのだんす』を出版することに決めた理由は、3つあります。
ひとつめは、このお話が「抜群におもしろい」こと。
子どもたちに読み聞かせをすれば、食いつくように楽しんでくれます。これは作品の「本質」の部分なので、時代に左右されない強いコンテンツということが、事前にわかっているのは心強い。

ふたつめは、「書店流通ができるようになった」こと。
当時、今の僕なら絶対に「GO!」のジャッジをしない部数を刷ってw、決して冗談ではなく山のような在庫を自宅に抱えながら(その後、在庫の圧に耐え切れず引っ越しを余儀なくされた)、ネット中心にこつこつと子どもたちに届けてきたわけですが、作品の出来と流通の仕組みが噛み合わないもどかしさがありました。

みっつめは、「幼児向け絵本」であること。
昨夏に法人化してから数えると、3作目の絵本になります。ポンポンと前の2作は赤ちゃん絵本を続けて出して、上手い具合におかげさまでいずれも重版になりました。だったら、素直に赤ちゃん絵本を出し続けたほうが、手にとってもらえる確度は高いし、ブランディングもしやすいと思います。
でも、僕がみているのはもう少し先の世界。書棚のエリアを広げるためのチャレンジです。
エンブックスがこれまで「コンテンツ・ファースト」として取り組んできた、ペーパーバック絵本やオンデマンド絵本といった既刊絵本も、タイミングをみて書店流通用に刷りなおして届けていくよ! というメッセージでもあります。

新装版『わにのだんす』は、ペーパーバック版よりも大きなA4判変形になります。
愉快なお話はそのままに、装丁はより躍動感のあるデザインに、本文も見やすくレイアウトし直しました。
ぜひこの機会に「だんすわに」と一緒に、親子で楽しい時間を過ごしてもらえたらうれしいです。

 


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目次

  1. 全国の絵本美術館ガイド 前編16選
  2. 全国の絵本美術館ガイド 後編11選

 


▶絵本美術館 まどのそとのそのまたむこう/福島・いわき

いわき市内にある私立保育園の付属施設として建てられた。建築は安藤忠雄氏の設計によるもの。太平洋が一望出来る館内では約1500冊の絵本を壁一面に展示し、手にとって読むことができる。本来は、園児が利用する目的で開館したもので、子どもたちが利用しない日のみ、一般公開される。


住所/福島県いわき市平豊間字合磯209-42
*観覧には往復はがきによる見学申込が必要

 


▶鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館/新潟・十日町

2005年に廃校になった小学校を、2009年7月、空間絵本美術館としてリニューアル。美術館は丸ごと、絵本作家の田島征三が長年思い描いてきた空間絵本になっている。


住所/新潟県十日町市真田甲2310-1
TEL/025-752-0066
観覧料
大人/700円
小中学生/300円
開館時間/10:00~17:00(10、11月は10:00~16:00)
休館日/水・木曜日(祝日の場合は翌日)
*開館期間は4月下旬~11月28日

 


▶射水市大島絵本館/富山・射水

「感じる」「つくる」「伝える」をテーマした複合施設。ギャラリーでは国内及び海外の絵本作家の原画展を隔月で入れ替え開催している。絵本約1万冊が揃うライブラリーの他、ワークショップなども行っている。また、毎年「手づくり絵本コンクール」を開催している。

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住所/富山県射水市鳥取50
TEL/0766-52-6780
観覧料
大人/510円
中高生/310円
小学生/100円
開館時間/9:30~17:30
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

 


▶飛騨絵本美術館 ポレポレハウス/岐阜・夏厩

田島征三の原画を常設展示(3カ月毎に入替)する他、館長が収集した約1000冊の絵本を公開している。カントリー調の建物内に2つの展示室があり、年に数回企画展も開催。隣接するログハウス風コテージはペット連れでの宿泊も可能。


住所/岐阜県高山市清見町夏厩713-23
TEL/0577-67-3347
観覧料
高校生以上/700円
子供/300円
3歳以下/無料
開館時間/10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日/12月26日~翌3月14日

 


▶森の中の家 安野光雅館 和久傳の森/京都・京丹後

安野光雅の描く繊細で柔らかな水彩画の世界に相応しく、森に抱かれてひっそりとたたずむような美術館。採光の為のわずかな開口部より外の自然を感じながら絵画を鑑賞できる展示室の設計は安藤忠雄による。

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住所/京都府京丹後市久美浜町谷764
TEL/0772-84-9901
観覧料
一般/1000円
中高校生/600円
小学生/400円
開館時間/9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日

 


▶大阪府立国際児童文学館/大阪・東大阪

大阪府立国際児童文学館より約70万点の資料を引き継ぎ、開館。貴重な資料展示の他、年に5回程度、絵本作家の原画展なども企画している。

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住所/東大阪市荒本北1-2-1
TEL/06-6745-0170
観覧料/無料
開館時間/9:00~17:00
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、第2木曜日、年末年始

 


▶夢路郷土美術館/岡山・中区

岡山の名所、後楽園近くに1984年竹久夢二生誕100年を記念して開館。夢二の描いた、版画、水彩画、スケッチや、夢二が書いた本や手紙など、作品と資料あわせて約3000点を収蔵し、約100点の夢二の作品を常設展示している。


住所/岡山県岡山市中区浜2-1-32
TEL/086-271-1000
観覧料
大人/800円
中高大学生/400円
小学生/300円
開館時間/9:00~17:00(入館は30分前まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

 


▶安野光雅美術館/島根・津和野

津和野町出身で「アンデルセン賞」受賞画家、安野光雅の美術館。多彩な原画を常設展示するほか、プラネタリウムや絵本を閲覧できる図書館などを併設している。

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住所/島根県津和野町後田イ60-1
TEL/0856-72-4155
観覧料
一般/800円
中高生/400円
小学生/250円
開館時間/9:00~17:00(入館は16:45まで)
休館日/12月29日〜31日、3月、6月、9月、12月の第2木曜日

 


▶葉祥明 阿蘇高原絵本美術館/熊本・阿蘇

葉祥明の絵の故郷である、阿蘇長陽村の美しい丘の上にたたずむ。展示室では、絵本の主人公・犬のジェイクをはじめ、絵本の原画や詩の言葉を展示しており、季節ごとに原画を入れ替えている。

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住所/熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽5988-20
TEL/0967-67-2719
観覧料
大人/450円
中高生/250円
小学生/150円
開館時間/10:00~16:00(入館は30分前まで)

 


▶祈りの丘絵本美術館/長崎・南山手

こどもの本の店「童話館」が運営。1階は書店、2階から美術館のフロアになっている。美術館では、所蔵している国内外の絵本の原画による常設展や、企画展を開催。

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住所/長崎県長崎市南山手町2-10
TEL/095-828-0716
観覧料
大人・大学/300円
小・中・高/200円
開館時間/10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、展示入れ替え日、年末年始

 


▶木城えほんの郷/宮崎・木城

森の斜面に位置する広大な敷地に美術館と図書館の要素をあわせもつ。国内外の絵本と原画を収集・展示している。


住所/宮崎県児湯郡木城町石河内475
TEL/0983-39-1141
観覧料
大人/500円
小中高生/300円
*特別展・特別企画の際は特別料金になる
開館時間/10:00~17:00(入館は30分前まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)

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目次

  1. 全国の絵本美術館ガイド 前編16選
  2. 全国の絵本美術館ガイド 後編11選

 


▶安曇野ちひろ美術館/長野・安曇野

1997年、ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念して開館。ちひろの作品の他、世界の絵本画家の作品にも出会える。


住所/長野県北安曇郡松川村西原3358-24
TEL/0261-62-0772
観覧料
大人/800円
高校生以下/無料
開館時間/9:00~17:00
休館日/12月中旬~2月末、その他不定休

 


▶絵本美術館&コテージ 森のおうち/長野・安曇野

1994年4月オープン。国内外の絵本原画を年間5~6回企画を変えて展示。館内に約8000冊所蔵の図書室や絵本にちなんだおもしろいランチやケーキが楽しめるカフェ、ショップもある。また、静かにゆっくりと過ごせるコテージを併設。絵本を使った心温まる美術館貸し切りの結婚式も人気。

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住所/長野県安曇野市穂高有明2215-9
TEL/0263-83-5670
観覧料
大人/800円
小・中学生/500円
3才以上/250円
3歳未満/無料
*ベビーカーで入館可
開館時間/9:30~17:00(入館は16:30まで)
*12月~2月/9:30~16:30(入館は16:00まで)

 


▶軽井沢 絵本の森美術館 ムーゼの森/長野・軽井沢

近現代に活躍する作家の絵本原画、初版等の絵本資料を展示している。欧米絵本の創成期から現代まで広く紹介する絵本の専門美術館の先駆けとして1990年に開館。施設の拡充を行いながら、2つの展示館、図書館、ショップが点在する。

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住所/長野県北佐久郡軽井沢町長倉182
TEL/0267-48-3340
観覧料
大人/900円
中高生/600円
小学生/450円
開館時間
3~11月/9:30~17:00
12・1月/10:00~16:00
*入館は閉館時間の30分前まで
休館日/火曜日、展示入替期間、1月中旬~2月末

 


▶小さな絵本美術館/長野・岡谷

「ばばばあちゃん」シリーズの絵本作家さとうわきこが主宰する美術館。1990年11月に諏訪湖近くのリンゴ園の中に建てられた。現在活躍中の画家をはじめ、先人たちの作品も企画展示している。


住所/長野県岡谷市長地権現4-6-13
TEL/0266-28-9877
観覧料
大人/700円
中高生/300円
小学生/200円
開館時間/10:00~17:00(入館は30分前まで、8月は17:30まで)
休館日/火曜・第2水曜日(8月無休)、年末年始、1月中旬~3月中旬

 


▶イルフ童画館/長野・岡谷

岡谷市出身の童画家、武井武雄の作品を中心に展示。『かいじゅうたちのいるところ』で有名なモーリス・センダックの作品収蔵は日本一を誇る。また、国内外の絵本作家の企画展を年間5、6回実施している。


住所/長野県岡谷市中央町2-2-1
TEL/0266-24-3319
観覧料
一般/500円
中・高校生/300円
小学生/150円
開館時間/10:00~19:00
休館日/水曜日(祝日の場合は翌日)

 


▶黒姫童話館/長野・信濃町

世界各国の童話や絵本、信州の昔話などを収蔵、展示し、『はてしない物語』『モモ』の作者ミヒャエル・エンデ、松谷みよ子を中心とした国内外のおなじみの童話作家の作品を、親しみをもって学べるように紹介している。

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住所/長野県上水内郡信濃町野尻3807-30
TEL/026-255-2250
観覧料
一般/600円
小・中学生/400円
開館時間/9:00~17:00(入館は30分前まで)
休館日/5・6・9・10月の末日(日、祝日の場合はその翌日)、12月1日~翌年4月4日

 


▶斑尾高原絵本美術館/長野・斑尾

海外の作家を中心とした原画展を開催する小さな美術館。展示内容は3〜4カ月で変わる。


住所/長野県飯山市斑尾高原11492-224
TEL/0269-64-2807
観覧料
一律/700円
未就学児/無料 
開館時間/9:30~18:00(入館は30分前まで)
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)

 


▶いわむらかずお えほんの丘美術館/栃木・那須

「14ひきのシリーズ」が人気の絵本作家いわむらかずおが館長を務める。絵本や自然をテーマにした展示を行う3つの展示スペースの他、小さなホールと読書コーナー、絵本やグッズを販売しているショップ、手作りのケーキが食べられるティールームがある。


住所/栃木県那須郡那珂川町小砂3097
TEL/0287-92-5514
観覧料
大人/900円
中高生/700円
小学生/500円
幼児/300円
開館時間/10:00~17:00(入館は30分前まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

 


▶ちひろ美術館・東京/東京・練馬

いわさきちひろが最後の22年間を過ごし、数々の作品を生み出した自宅兼アトリエ跡に建てられた。1977年9月、ちひろの死から3年後に、世界で最初の絵本美術館として開館。ちひろ愛用のソファに座って絵を観ることができる展示室、忠実に復元されたアトリエ、ちひろが愛し育てた草花や樹木が植えられた庭など、ちひろを身近に感じながら楽しむことができる。


住所/東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL/03-3995-0612
観覧料
大人/800円
高校生以下/無料
開館時間/10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)

 


▶PLAY! MUSEUM/東京・練馬

絵とことばがテーマの美術館。絵本やマンガ、アートの本格的な展覧会を行う。有名な絵本作家の世界を紹介する「常設展」と、五感を使って体感的に楽しめる「企画展」の、ふたつの展覧会を同時に見ることができる。


住所/東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3
TEL/042-518-9625
観覧料
一般/1500円
大学生/1000円
高校生/800円
中・小学生 /500円
開館時間/10:00〜18:00(入場は17:30まで)

 


▶えほんミュージアム清里/山梨・清里

国内外の絵本の原画を展示する絵本美術館。1997年4月のオープン以来、年に数回の企画展を開催し、魅力あふれる絵本の原画を紹介している。常設展は、イメージの魔術師と呼ばれるイギリスの絵本作家、エロール・ル・カインの作品。


住所/山梨県北杜市高根町清里3545-6079
TEL/0551-48-2220
観覧料
一般/600円
小中学生/300円
開館時間/10:00~17:30(入館は17:00まで)
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)

 


▶黒井健絵本ハウス/山梨・清里

『手ぶくろを買いに』などを描いた画家、黒井健による私設美術館。4月から11月までの開館時期には2カ月毎の展示替えを行いながら原画を公開している。敷地内にアトリエも。「えほんミュージアム清里」から徒歩5分。


住所/山梨県北杜市高根町清里朝日ヶ丘3545-937
TEL/0551-48-3833
観覧料/600円
開館時間/10:00~17:30(入館は30分前まで)
休館日/火曜日、12月1日〜3月31日

 


▶河口湖 木ノ花美術館/山梨・河口湖

猫の「ダヤン」シリーズでおなじみの作家、池田あきこが創作した架空の国「わちふぃーるど」をテーマにした美術館。


住所/山梨県南都留郡富士河口湖町河口3026-1
TEL/0555-76-6789
観覧料
一般・大学生/500円
中学・高校生/400円
小学生以下/大人同伴で無料
開館時間
3月〜11月/9:00~17:00
12月〜2月/10:00~16:00

 


▶ターシャ・テューダー ミニミュージアム/山梨・北杜

アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーの常設の美術館。子供から大人まで楽しめる絵本の原画や資料を展示している絵本の樹美術館に併設。

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住所/山梨県北杜市大泉町西井出字石堂8240-4579
TEL/0551-45-8788
観覧料
大人/700円
小中学生/400円
開館時間/10:00~17:00
休館日/火、水、木曜日、11月下旬~3月下旬頃

 


▶小淵沢絵本美術館/山梨・小淵沢

イギリスの絵本画家であるケイト・グリーナウェイの作品をはじめとする欧米の絵本画家中心の美術館。

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住所/山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3331-441
TEL/0551-36-5717
観覧料
小学生以上/600円
未就学の幼児/無料
開館時間/10:00~17:00(夏期9:30~18:00)
休館日/水曜日(祝日の場合は翌日)

 


▶ワイルドスミス絵本美術館/静岡・伊東

イギリスの絵本作家、ブライアン・ワイルドスミスの美術館。絵本原画、デッサン、写真などを作家の言葉とともに観覧できる。

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住所/静岡県伊東市大室高原9-101
TEL/0557-51-7330
観覧料
大人/1000円
中高生/800円
小学生/500円
幼児/無料
開館時間/10:00~17:00(入館は30分前まで)
休館日/2016年4月から臨時休館中

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小さな子どもとのおでかけには、いろいろと心配がつきものです。せめて荷物をすっきりさせられたら、いくらか気分が楽になるというもの。
特に赤ちゃん絵本のジャンルでは最近よく見かけるようになってきた厚紙絵本(ボードブック)ですが、実は人気絵本の中にもTPOに応じて使い分けができるように、「おでかけ版」として持ち歩きやすいミニサイズにしたり、頑丈な厚紙絵本にしたりと横展開している作品があります。

かばんにすっぽり入る「小さめサイズの厚紙絵本」が手元にあると、安心して親子でおでかけを楽しめそうです。

 


おでかけ版『いないいないばああそび』

文・絵/きむら ゆういち
サイズ/幅17 x 高15 cm
定価/858円(税込)
対象/0歳から
偕成社
2003年10月発行

おかあさんと子どもの間でくり返されてきた“いないいないばあ”を、ゆかいな遊びの絵本に。かわいいキャラクターがいっぱい!

 


『しましまぐるぐる』

絵/柏原 晃夫
サイズ/幅17.4 x 高17.4 cm
定価/968円(税込)
対象/0歳から
学研プラス
2009年4月9日発行

あかちゃんが注目する黒を中心に、2ヶ月児でも見やすいコントラストの強い配色にデザインしたベイビーブック。あかちゃんが生まれながらに反応する『顔』や、反応のいいとされる『しましま』と『ぐるぐる』がいっぱいのかわいくてきれいな絵本。

 


『かお かお どんなかお』ミニ版

作/柳原 良平
サイズ/幅13 x 高14.2 cm
定価/770円(税込)
対象/0歳から
こぐま社
2015年発行

楽しい顔、悲しい顔、笑った顔、泣いた顔、いたずらな顔……。さまざまな顔の表情を大胆にデフォルメして切り絵で表現した“表情の絵本”。赤ちゃんはもちろん、幼児も絵本を見ながら百面相をして楽しんでいます。

 


『ぎゅっ』ミニ版

作・絵/ジェズ・オールバラ
サイズ/幅15 x 高13 cm
定価/946円(税込)
対象/0歳から
徳間書店
2011年10月26日発行

森の中をさんぽしていたさるのジョジョくん、友だちの動物がみんな「ぎゅっ」としているのを見ているうちに、すっかりママが恋しくなってしまいます。「ママー!」……読んでる大人も子どもも、心のなかがほっこりしてきて思わず「ぎゅっ」としたくなる絵本。

 


『どうぶついろいろかくれんぼ』

作/いしかわ こうじ
サイズ/幅16 x 高16 cm
定価/968円(税込)
対象/0歳から
ポプラ社
2006年5月発行

なにがかくれているのかな? いろんな形のかたぬきページをめくると、かくれていたどうぶつが次々とあらわれる楽しいしかけ絵本。

 


ボードブック版『もいもい』

作/市原 淳
監修/開 一夫
サイズ/幅12 x 高12 cm
定価/1320円(税込)
対象/赤ちゃんから
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2018年11月15日発行

東京大学あかちゃんラボ発。あかちゃんといっしょに作ったあかちゃんのための絵本です。

 


『じゃあじゃあびりびり』

作・絵/まつい のりこ
サイズ/幅14 x 高14 cm
定価/660円(税込)
対象/1歳から
偕成社
1983年7月発行

「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「みず じゃあじゃあじゃあ」、楽しく明解な絵とリズミカルなことば。音から物を認識する絵本です。

 


ボードブック版『はらぺこあおむし』

作/エリック・カール
訳/もり ひさし
サイズ/幅18 x 高13 cm
定価/990円(税込)
対象/2歳から
偕成社
1997年10月発行

小さなあおむしは、もりもりと食べつづけて美しい蝶になった。数や曜日の認識をおりこみ、穴あきのしかけをこらした斬新な絵本。

 


ボードブック版『パパ、お月さまとって!』

作/エリック・カール
訳/もり ひさし
サイズ/幅13 x 高18 cm
定価/990円(税込)
対象/3歳から
偕成社
1997年10月発行

娘に月をせがまれて、パパは本当に月を連れてきた! 画面が左右上下に広がるしかけで、空の高さや月の満ち欠けを表現した絵本。

 


『100かいだてのいえ』ミニ版

作/いわいとしお
サイズ/幅13 x 高18 cm
定価/990円(税込)
対象/3歳から
偕成社
2015年7月発行

空まで届くふしぎな家を、のぼって探検しよう! 縦にながい画面が大迫力、いろいろな生きものに会いながら頂上をめざします。

 


『どこミニ どうぶつ どこ?』

作/山形 明美
絵/大畑 俊男
サイズ/幅15.5 x 高15.5 cm
定価/715円(税込)
対象/幼児から
講談社
2007年11月6日発行

かわいい写真絵本「どこ?」シリーズから再編集された手のひらサイズ絵本です。

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