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【わにのだんす エピソード1】わに再び踊る。新装版『わにのだんす』を出版します


7月10日(火)に新刊絵本『わにのだんす』を出版します。
帯のコピーを考えたり、仕上がりサイズや製本の具合を確認する「束見本」を作ったりして、間もなくやってくる入稿までの準備期間を「しっぽをばんばん」しながら、慌ただしく過ごしています。

え、『わにのだんす』知ってるよ? という読者のみなさんは大正解。この作品は、もともとペーパーバック絵本として今から6年前の2012年に出版している作品です。

今回、新装版『わにのだんす』を出版することに決めた理由は、3つあります。
ひとつめは、このお話が「抜群におもしろい」こと。
子どもたちに読み聞かせをすれば、食いつくように楽しんでくれます。これは作品の「本質」の部分なので、時代に左右されない強いコンテンツということが、事前にわかっているのは心強い。

ふたつめは、「書店流通ができるようになった」こと。
当時、今の僕なら絶対に「GO!」のジャッジをしない部数を刷ってw、決して冗談ではなく山のような在庫を自宅に抱えながら(その後、在庫の圧に耐え切れず引っ越しを余儀なくされた)、ネット中心にこつこつと子どもたちに届けてきたわけですが、作品の出来と流通の仕組みが噛み合わないもどかしさがありました。

みっつめは、「幼児向け絵本」であること。
昨夏に法人化してから数えると、3作目の絵本になります。ポンポンと前の2作は赤ちゃん絵本を続けて出して、上手い具合におかげさまでいずれも重版になりました。だったら、素直に赤ちゃん絵本を出し続けたほうが、手にとってもらえる確度は高いし、ブランディングもしやすいと思います。
でも、僕がみているのはもう少し先の世界。書棚のエリアを広げるためのチャレンジです。
エンブックスがこれまで「コンテンツ・ファースト」として取り組んできた、ペーパーバック絵本やオンデマンド絵本といった既刊絵本も、タイミングをみて書店流通用に刷りなおして届けていくよ! というメッセージでもあります。

新装版『わにのだんす』は、ペーパーバック版よりも大きなA4判変形になります。
愉快なお話はそのままに、装丁はより躍動感のあるデザインに、本文も見やすくレイアウトし直しました。
ぜひこの機会に「だんすわに」と一緒に、親子で楽しい時間を過ごしてもらえたらうれしいです。