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楽しく乗り切る! イヤイヤ期におすすめの絵本9選


「イヤイヤ期」と楽しく付き合うために知っておきたい

2歳ごろにピークを迎える「イヤイヤ期」は、子どもの成長の通り道です。
親にとっては大変な時期ですが、実は子どもだって、自分でやりたいこととまだ出来ないことの狭間で、どうしようもないもどかしさと戦っているんだと思います。

だから、どうして「イーヤ!」なのか自分でわからないまま、とにかく大声を出すことで、感情の起伏をコントロールできるように学んでいるのかもしれません。
あるいは、好きと嫌いを区別しながら、今まさに「自分」をつくっていく過程にがんばって向き合っているのかもしれません。
あるいは、何でもかんでも「イーヤ!」と言うことで、ママやパパと離れたり、かまってもらったりを繰り返しながら、本能的に親子の距離を確認しているのかもしれません。

「イヤイヤ期」をテーマに描いた絵本は、そんな子どもたちの複雑な気分を楽しく描いてくれているので、親子で共感できることがたくさんあると思います。絵本を通じて「イヤイヤ期」を客観視するだけでも、向き合い方は大きく変わりそうです。

3、4歳になると自然と「イヤイヤ期」も卒業です。そのころには、自分でできることも増えてきて、好きも嫌いも「どうして?」の問いかけができる子に成長しているんじゃないでしょうか。

Photo credit: demandaj


『いやだいやだ』

文・絵/せなけいこ

ルルちゃんはなんにでもすぐに「いやだいやだ」といいます。あんまり「いやだいやだ」と言っていたら……。お母さんも「いやだ」といって抱っこしてくれなくなりました。おやつもお日さまも、保育園にはいていく靴も、大事なくまのぬいぐるみも、みんなが「いやだ」といいだします。みんなに「いやだ」といわれて、ルルちゃんは泣きべそをかいてしまいます。いやいや期の子どもといっしょに読みたいユーモラスな絵本です。

『ふうせんねこ』

文・絵/せなけいこ

「おねこさんがぷー」と怒ってほおをふくらませます。片づけるのはいや、妹にあめをやるのはいや、あれをかってくれなきゃいや、どんどんわがままを言い続けて、ぷーぷーふくれっつら。そうしたら、こねこの顔はどんどんふくらみ、空へぷーと舞い上がって、どこか遠くへ行ってしまいます。わがままを言っているとふうせんねこみたいに飛んで行ってしまうかも!? ちぎり絵で表現された、ユニークなあかちゃん絵本です。

『ねないこだれだ』

文・絵/せなけいこ

夜の9時です。「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ? ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。あれ? まだ寝ていない子がいますよ。おばけになってとんでいけ! おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。

『いやだ いやだの やだもん』

文・絵/有賀忍

「こんなこいるかな」は昭和61年から約20年、NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」のなかで放送されたアニメ番組です。いやだいやだのやだもんをはじめ、こわがりやのぶるる、いたずらっこのたずらなど、個性あふれる12人のキャラクターたちが活躍するこの作品は、子どもたちの間で大人気となり、一大ブームになりました。

『いるよね~! こんなこ』

文・絵/たかいよしかず
監修/宮里暁美

育児雑誌「ベビモ」読者のリアルな声を集めた、育児のお悩み解決絵本。前から読むと、子どもがイヤイヤするシチュエーションが、裏返して後ろから読むと、イヤイヤ期の子の、ほめてあげたいシーンが満載。イヤイヤぶりを楽しんだり、これまでにできたことや、これからできるようになったらいいことなど、絵本を通して親子の会話が広がります。前後が出会うセンターページでは、イヤイヤ期の子へのママの思いが伝わり、読後には「イヤイヤ期」が「いとおしさ倍増期」に。



『こわくないこわくない』

文/内田麟太郎
絵/大島妙子

まーくんは反対ばかり言います。夢でおばけに会ったときも、「こわくないこわくない」。でも……。

『もっかい!』

文・絵/エミリー・グラヴェット
訳/福本友美子

おやすみ前の絵本の時間。もっかい読んでほしいのに、だめだよママが先に寝ちゃうなんて! ケイト・グリーナウェイ賞を2度受賞した絵本界の奇才が贈る遊び心いっぱいの絵本。

『きらいさ きらい』

文/中川ひろたか
絵/工藤ノリコ

ちょっとあまのじゃくな気持ちをリズミカルにつづった絵本。「きらい」という、負の感情ですが、楽しく悩んでみようという、前向きのコンセプトの作品。

『だめだめママだめ』

文/天野慶
絵/はまのゆか

ある満月の夜、窓から入ってきたあやしいかげ。次の日の朝、ママがだめだめになっていた……!? いつもは、親に怒られてばかりいる子どもたち。でも、もしもこんな風に、立場が逆になっちゃったら……。