好き嫌いしないように考えるきっかけになる 食育におすすめの絵本7選

目次

  1. 食べ物を大切にする心が育まれる絵本
  2. 食べることに興味を持ち楽しみになる絵本
  3. 好き嫌いしないように考えるきっかけになる絵本
  4. 行儀よく食事することを教えてくれる絵本
  5. 食事とからだの健康の関係がわかる絵本

 


◎好き嫌いしないように考えるきっかけになる絵本

 

『にんじん』

作・絵/せな けいこ
定価/770円(税込)
対象/1歳から
福音館書店
1969年11月10日発行

「にんじんの すきなこ だあれ」というよびかけに、「うまさんは にんじんが すき だいすき ああ おいしい」とうまがこたえます。きりんさんも、おさるさんも、ぶたさんも、にんじんを美味しそうに食べます。小さいにんじんはねずみさん、大きいにんじんはぞうさんがいただきます。では、にんじんが一番すきなのはだあれ? 貼り絵を使った独特の温かみのある技法で描かれた、赤ちゃんの絵本です。

 


『おやおや、おやさい』

文/石津 ちひろ
絵/山村 浩二
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
2010年6月10日発行

今日は野菜たちのマラソン大会。野菜たちが、スタジアムや外の川べりを走る様をユーモラスに描きます。マラソンといえば、ドラマがつきもの。この作品でも、思わぬハプニングが起こり、小さなドラマが展開されていきます。「そらまめそろってマラソンさ」「かぼちゃのぼっちゃんかわにぼちゃん」など、韻を踏んだような言葉遊びがとても楽しい。愉快な野菜たちの絵がついて、子どもたちは文句なしに大喜びすることでしょう。

 


『ぜったいたべないからね』

作/ローレン・チャイルド
訳/木坂 涼
定価/1540円(税込)
対象/3歳から
フレーベル館
2016年11月発行

チャーリーのいもうとローラには、きらいなたべものがたくさん! とくにトマトは「ぜったい」いやなんですって。チャーリーは、なんとかしてローラにたべさせようとするのですが……?

 


『サラダでげんき』

作/角野 栄子
絵/長 新太
定価/990円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
2005年3月10日発行

りっちゃんはお母さんが病気になってしまったので、なにかいいことをしてあげたいと考えます。そこで、美味しいサラダを作ることにしました。きゅうり、きゃべつ、とまと、をお皿に乗せたところで、ねこ、いぬ、すずめ、あり、うまが次々とやってきて、サラダ作りのアドバイス。北極からは白熊の電報が届き、最後にはぞうが飛行機に乗って登場します。みんなが手伝ってくれたおかげで、美味しいサラダの出来上がり。りっちゃんのお母さんはそのサラダを食べてたちまち元気になりました。

 


『やさいのおしゃべり』

作/泉 なほ
絵/いもと ようこ
定価/1320円(税込)
対象/幼児から
金の星社
2005年5月12日発行

「ぼく、すてられちゃうのかな……」。ある日、れいちゃんは冷蔵庫の中でくさりかけて悲しそうにしている野菜の声を聞いた。キュウリ嫌いのれいちゃんは……。

 


『たべるのだいすき! みんなげんき』

作/吉田 隆子
絵/せべ まさゆき
定価/1430円(税込)
対象/幼児から
金の星社
1997年4月発行

食事が人間の元気をつくることを楽しく語りかけます。食べ物を4つの色のグループに分け、その種類や生まれるまでの様子を紹介。

 


『ちゃんとたべなさい』

文/ケス・グレイ
絵/ニック・シャラット
訳/よしがみ きょうた
定価/1430円(税込)
対象/5、6歳から
小峰書店
2002年5月15日発行

デイジーはおまめがだいきらい。ママはおまめを食べたら、よふかししてもいいし、おふろにはいらなくていいし、アイスを100個、ぞうやペンギン、ロケットだって買ってくれるって……!?

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