おすすめの絵本

目次

  1. 0歳からのファーストブックに 前編4タイプ 12選
  2. 0歳からのファーストブックに 後編4タイプ 12選

 


◎親子でスキンシップしたくなる

 

『いないいないばあ』

文/松谷 みよ子
絵/瀬川 康男
定価/770円(税込)
対象/0歳から
童心社
1967年4月15日発行

「赤ちゃんだからこそ美しい日本語と最高の絵を」の想いから、日本初の本格的な赤ちゃん絵本として誕生して半世紀。はじめて出会う一冊として、世代を越えて読みつがれています。いないいない、ばあ。にゃあにゃが、くまちゃんが、ほらね、いないいない……。親子の伝承遊びを絵本に再創造した作品。

 


『くっついた』

作/三浦 太郎
定価/880円(税込)
対象/0歳から
こぐま社
2005年発行

ページをめくると……くっついた! そのくり返しが楽しいあかちゃん絵本。金魚、アヒル、ゾウ、サルが、思い思いのやり方で「くっついた」。最後は、あかちゃんをはさんで、お父さんとお母さんも一緒に「くっついた」。

 


『はいたっち』


作/からさわ ようすけ
定価/1320円(税込)
対象/赤ちゃんから
エンブックス
2019年1月29日発行

表紙を開くと、すぐに「はい たっち」。声に従い、そこに描かれたかわいい手に「たっち」して、ページをめくると……手の主が、よろこびいっぱい「にゃんっ」。あ、ネコさんの手だったんだ! と分かります。本の向こう側にいるいろんな動物たちと「たっち」して遊ぶ、体感型の赤ちゃん絵本。小さな手、大きな手、自分の手と似ている手と、色もカタチも様々。子どもの手形を「たっち」して残せるメモリアル・ページのおまけ付!

 


◎しかけで遊ぶ、アイデアで遊ぶ

 

『きんぎょがにげた』

作/五味 太郎
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1982年8月31日発行

きんぎょが1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた? カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょがどこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながらきんぎょを探して楽しめます。

 


『ふうしてあそぼ』


作/はるの まい
定価/1320円(税込)
対象/赤ちゃんから
エンブックス
2018年9月25日発行

「ふうーっ」と息を吹きかけて遊ぶ、赤ちゃん向け体感型絵本です。「せえのっ」の声がけにあわせて、親子で「ふう」してページをめくれば、「ぽわーん」と見開きいっぱいに風船がふくらんだり、ラッパからは「ぷっぷっぷーっ!」と楽しい音が出たり……。1.2のリズムで繰り返し展開するシンプルな構成、擬人化して描かれたモチーフたちの変化と、ユーモラスな言葉(音)で、赤ちゃんでも楽しく遊ぶことができます。

 


『はらぺこあおむし』

作/エリック・カール
訳/もり ひさし
定価/1320円(税込)
対象/4歳から
偕成社
1976年5月発行

小さなあおむしは、もりもりと食べつづけて美しい蝶になりました。数や曜日の認識をおりこみ、穴あきのしかけをこらした斬新な絵本。

 


◎思わずまねっこしたくなる

 

『かお かお どんなかお』

作/柳原 良平
定価/880円(税込)
対象/0歳から
こぐま社
1988年発行

楽しい顔、悲しい顔、笑った顔、泣いた顔、いたずらな顔…。さまざまな顔の表情を大胆にデフォルメして切り絵で表現した“表情の絵本”。赤ちゃんはもちろん、幼児も絵本を見ながら百面相をして楽しんでいます。

 


『ぺんぎんたいそう』

作/齋藤 槙
定価/880円(税込)
対象/0歳から
福音館書店
2016年6月5日発行

「ぺんぎんたいそう はじめるよ。いきをすって~、はいて~。くびをのばして~、ちぢめて~。うでを ふって~、ぱたぱた ぱたぱた。おなかと あたまを ぴったんこ」。水族館や動物園でおなじみのペンギン。そのユニークな動きや、伸び縮みをして姿かたちが変わる様子は、まるで体操をしているかのように見えます。登場するペンギンは、大きさのちがう2匹のペンギン。読みながら思わず身体が動いてしまう絵本です。

 


『まねっこ おやこ』

文/おくむら けんいち
絵/マッティ・ピックヤムサ
定価/990円(税込)
対象/赤ちゃんから
ブロンズ新社
2016年1月発行

ライオンおかあさんが「ガオーー」。おとうさんも「ガオーー」。あかちゃんもまねして「キャオーー」。みんなそろって「ガオーー」。動物の親子が、そろって同じ動作をするなんともかわいらしい姿がユーモアたっぷりに描かれています。動きや声をまねしながら、コミュニケーションをたのしめるファーストブック。

 


◎言葉を獲得し始めたら簡単なおはなしも

 

『ちいさな うさこちゃん』

文・絵/ディック・ブルーナ
訳/いしい ももこ
定価/770円(税込)
対象/1歳から
福音館書店
1964年6月1日発行

うさぎのふわふわさんとふわおくさんはとっても仲良しです。あるひ、ふわおくさんのところに天使がやってきて、かわいい赤ちゃんが生まれました。ふたりは赤ちゃんに「うさこちゃん」という名前をつけます。太った牛ににわとり、たくさんの動物がうさこちゃんを見にやってきて、ふたりにお祝いの言葉を贈ります。

 


『しろくまちゃんのほっとけーき』

作/わかやま けん
定価/880円(税込)
対象/0歳から
こぐま社
1972年発行

しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて……。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気。

 


『どんどこ ももんちゃん』

作・絵/とよた かずひこ
定価/880円(税込)
対象/赤ちゃんから
童心社
2001年9月10日発行

ももんちゃんが、どんどこどんどこ走っていきます。川を渡って山を登って、どんどこどんどこ。

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『しろくまちゃんのほっとけーき』

作/わかやま けん
定価/880円(税込)
対象/赤ちゃんから
こぐま社
1972年発行

しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて……。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気。

 


『くだもの』

作/平山 和子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1981年10月20日発行

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集。

 


『いちご』

作/荒井 真紀
定価/1650円(税込)
小学館
2020年2月19日発行

いちごを育てると、どのように成長するかを美しい細密画で表現しました。イラスト科学絵本です。いちごを食べると口の中でプチプチプチと音がします。何の音でしょう? いちごの苗を植えて育ててみましょう。どんな風に葉っぱは生えていますか? 絵本を見ながら自然観察をたのしめる一冊です。

 


『ケーキやけました』

絵/彦坂 有紀
作/もりと いずみ
定価/1320円(税込)
講談社
2015年10月2日発行

チーズケーキ、バウムクーヘン、アップルパイ、カステラ、ホットケーキ。木版画で摺られた、焼きたてのケーキたちは、どれもおいしそう。「ケーキ やけました」「ひときれ あーん」の繰り返しで、読めばおなかいっぱいになる、おいしいケーキの絵本です。

 


『おかしな おかし』

作/石津 ちひろ
絵/山村 浩二
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
2013年5月25日発行

スポーツセンターにやってきたお菓子たち。「まんじゅうじまんのじゅうなんたいそう」と準備体操をし、「ぷるぷるプリンがトランポリン」とトランポリンをしたり、「パスはしっぱいアップルパイ」「サッカーのクッキーきせきのキック」とバスケットボールやサッカーもします。どのスポーツにも参加していたクラッカーは「のどがからからクラッカー」となってしまい……。愉快な言葉と絵が実に楽しい絵本です。

 


『コロちゃんのケーキづくり』

作/エリック・ヒル
訳/まつかわ まゆみ
定価/990円(税込)
評論社
1995年10月発行

きょうは、パパのたんじょうび。おいしいケーキをつくりましょう。コロちゃんも、ママのおてつだい。はりきってケーキのかざりつけをします。おかたづけもわすれないでね。でも、だいじょうぶかなあ……?

 


『さっちゃんとクッキー』

作/わかやま けん
定価/770円(税込)
対象/3歳から
こぐま社
2013年発行

お母さんのいない休日、さっちゃんはお父さんとクッキーを焼くことに。ちょうど遊びに来たたっちゃんも手伝い、それぞれウサギや恐竜の大きなクッキーを作って……。「こぐまちゃんえほん」シリーズの作者が、子どもの日常に起きるドラマを描きます。76年刊の改訂新版。

 


『マフィンおばさんのぱんや』

作/竹林 亜紀
絵/河本 祥子
定価/990円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
1996年1月20日発行

マフィンおばさんのパン屋で手伝いをしていた男の子アノダッテは、ある夜、自分ひとりでパンをつくってみようと思いました。ふだん見て覚えたとおりのやり方で、町のみんなに食べてもらおうと大きなパンだねをこね、かまどいっぱいに押し込んで焼き出すと、パンはどんどんふくらんで、家の屋根裏までいっぱいに……。香ばしいパンのにおいがただよってくるような絵本です。

 


『しましまジャム』

作/Goma
定価/1430円(税込)
対象/3歳から
フレーベル館
2017年9月発行

大人気「へんてこパンやさん」シリーズ第4弾。へんてこパンやさんの作るジャムは大人気! いろんな味を一度に楽しみたいというお客さんの言葉に、きつねは新しいジャムの開発をこころみます……。巻末に絵本のなかのレシピ付き!

 


『バムとケロのにちようび』

作/島田 ゆか
定価/1650円(税込)
対象/幼児から
文溪堂
1994年9月発行

雨の日曜日はサッカーもすなあそびもできない。そんな日には、ちらかったへやをかたづけて、おかしを用意して、それから本を読もうと……。バムとケロがいっしょなら、たいくつな日曜日も楽しいことばかり!

 


『ばばばあちゃんのなぞなぞりょうりえほん むしぱんのまき』

作/さとう わきこ
協力/佐々木 志乃
定価/990円(税込)
対象/4歳から
福音館書店
2004年2月25日

おもしろいことが大好きで、いつも元気なばばばあちゃん。料理だってなぞなぞをしながらやるのです。さてばばばあちゃんのびっくり料理、今回はむしぱんづくりに挑戦です。ばばばあちゃんがつくる「むしぱん」には、ダンゴムシがはいっているんです。本当に食べられるの?それが食べられるんです。あっと驚くばばばあちゃん特製むしぱん。さあ、みんなでいっしょにむしぱんをつくろう。ばばばあちゃんの楽しい料理絵本です。

 


『あずき』

作/荒井 真紀
定価/990円(税込)
対象/4歳から
福音館書店
2018年11月10日発行

おめでたい席には「お赤飯」、お正月の「お汁粉」、ひな祭りの「よもぎだんご」、こどもの日の「かしわもち」など様々な行事で、あずきを使ったお菓子や料理が食べられてきました。なぜ、おめでたい席に、あずきを食べるのでしょうか? それは、あずきの赤い色にある思いが込められているからなのです。あずきの生長を見ていきながら、その赤い色が出来るまでを観察し、そこに込められた思いに迫ります。

 


『おまたせクッキー』

作/パット・ハッチンス
訳/乾 侑美子
定価/1320円(税込)
対象/4歳から
偕成社
1987年9月発行

おやつにお母さんが焼いたクッキーを食べようとすると、ピンポーン! 玄関のベルが鳴って、つぎつぎに友だちが増えていきます。

 


『きょうの おやつは』

作/わたなべ ちなつ
定価/1650円(税込)
対象/5歳から
福音館書店
2014年10月10日発行

鏡のように反射するピカピカの紙でつくられた絵本です。絵本を開くと、両側のページの絵が互いに映りこみ、驚くほど立体的に見えます。卵をわって、小麦粉、砂糖、牛乳を入れて……さあ、なにをつくるんでしょう。ページに自分の姿も映りこむので、その場にいるような気持ちになります。未だかつてない新鮮な視覚体験と、おやつづくりの気分が満喫できますよ。

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数を「言える」から数を「かぞえる」知識が身につく

 

数の概念、というとまだ小さな子どもにとっては理解することが難しいものです。
にもかかわらず、子どもが数をかぞえるのが大好きなのは、それを声に出すと歌のような調子でテンポが良く楽しいからかもしれません。

子どもが言葉に興味を持ちはじめると、普段の暮らしを通じて「いち、に、さん、し」の数も言えるようになっていきます。
そんなふうにどんどん広がっていく子どもの知的好奇心にあわせて、少しずつ数を「かぞえる」ことも理解していくのだと思います。

絵本にも「数」をテーマにした作品がたくさんあります。
「1、2、3」のような数そのもの、「ひとつ、ふたつ」のような量をあらわすもの、多いと少ない、何番目という順番など、同じ数でもいろんな意味があります。それぞれの成長に応じた楽しくて役に立つ絵本を選んで、手にとってみてください。


『かぞえてみよう』

作/さかざき ちはる
定価/968円(税込)
対象/赤ちゃんから
白泉社
2013年5月発行

ぺんぎんさん、うさぎさん、りすちゃん……数えていくとあらら、動物たちが数字にへんしんだ! 最後は何と無限大!? はじめて「数」に出逢える、楽しいファーストブック。

 


『りんごはいくつ?』

作/よねづ ゆうすけ
定価/935円(税込)
対象/赤ちゃんから
講談社
2012年10月11日発行

ページにかくれた動物たちがりんごを1つずつ食べていきます。さて、りんごはいくつかな? 楽しいしかけのカウンティングブック。

 


『どのこかな? かぞえてみよう123』

作/ヒド・ファン・ヘネヒテン
定価/990円(税込)
対象/赤ちゃんから
ブロンズ新社
2014年4月発行

「1ぽんあしのフラミンゴ、どのこかな? さかなをつかまえたの、どのこかな?」。くらべて、かぞえて、みつけてみよう。ラストは、みんなであつまって、うみべへあそびに行きます。みんな、なにをしてあそんでいるのかな?

 


『かずのえほん いくつかな?』

作/谷川 俊太郎
絵/堀内 誠一
定価/1100円(税込)
対象/赤ちゃんから
くもん出版
2010年6月発行

1960年代に堀内誠一さんが描いた絵本のイラストに、2010年、谷川俊太郎さんが新たに詩を書き下ろしました。かたつむりがおさんぽしながら1から10まで数える、美しくて楽しいかずのえほんです。

 


『はじめての123』

絵/たかい よしかず
定価/638円(税込)
対象/赤ちゃんから
永岡書店
2012年3月発行

かずが1から100まで数えられるようになる本。ひと見開きに数字と、かずを表す絵が掲載されています。また、絵を見ながらものの名前や数え方も一緒に学習できます。お子様の手に合うサイズで、お出かけにもぴったりの1冊。

 


『かずのえほん』

絵/わらべ きみか
定価/1760円(税込)
対象/2、3歳から
ひさかたチャイルド
2002年1月発行

「かぞえるコーナー」と、「かんがえるコーナー」とで構成した新しい数の絵本。かぞえることだけにとどまらず、数学の基礎となる考える力を養います。

 


『ひょっこり ひとつ』

作/佐々木 マキ
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
2016年8月25日発行

クマが森の中できのこを見つけて「ひょっこり ひとつ」、カバが空を見上げるとくもが「ふんわり ふたつ」、ライオンが大きな花を見て「みごとな みっつ」、ほかにもりんごをよっつ丸ごと飲み込むヘビや、ここのつのキャベツを追いかけるブタなど、おかしな動物たちが登場するゆかいなかぞえうたの絵本。

 


『かぞえてみよう』

文・絵/ディック・ブルーナ
定価/770円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
2018年2月10日発行

燭台に灯のともったろうそくが、1本。女の子のお下げに結ばれたリボンは、2個。器に盛られたりんごは、3個。並んだスプーンは、4本。ぴょんぴょん跳ねてるこうさぎは、5羽。ブルーナさんならではの明快なフォルムと色づかいで、子どもにとって身近なものや動物と、その数が描かれます。子どもは、数を数えるのが大好き。数に興味をもちはじめた子どもにぴったりの、楽しくってわくわくできる数の絵本です。

 


『かずあそび ウラパン・オコサ』

作・絵/谷川 晃一
定価/1430円(税込)
対象/3歳から
童心社
1999年2月20日発行

1はウラパン、2はオコサ……。1と2だけでたのしく遊べる、ちょっとふしぎな数遊び絵本。魔法がかかったようなやわらかな色彩の絵と言葉が、ふしぎな世界へと誘います。

 


『かぞえてみよう』

文・絵/安野 光雅
定価/1760円(税込)
対象/幼児から
講談社
1975年11月19日発行

楽しみながら数の知識が身につく絵本。美しい田園風景を描きながら、はじめて数に出会う子どものために、数字を楽しく見せてくれる絵本。講談社出版文化賞絵本賞など数々の賞に輝く傑作です。

 


『かずのえほん 1・2・3』

作/五味 太郎
定価/1430円(税込)
対象/幼児から
絵本館
1992年11月発行

これは「かず」をおぼえるための絵本ではなく「かず」となかよしになれる絵本です。たのしんでいるうちに「数っておもしろい!」と感じることでしょう。

 


『ひとつ すこし たくさん』

絵/トム・スローター
文/マーサ・ジョスリン
訳/うみ ひかる
定価/1100円(税込)
対象/幼児から
西村書店
2006年12月5日発行

「すこし」っていくつ? 「たくさん」ってどれくらい? 数に親しみはじめた子どもたちは、大まかな数の表現をどう認識するのでしょう。モダンアートを楽しみながら、同時に数の概念が自然に理解できるように工夫されたユニークな絵本。

 


『かぞえておぼえる かずのえほん』

絵/島田 ゆか
定価/1650円(税込)
対象/幼児から
すずき出版
1996年4月発行

ひろくんの家には、テレビが一台、フライパンがふたつ……。画面の中のさまざまなものを実際にかぞえて、1~100までの数字をしっかり覚えます。数字の練習ページ付き。

 


『はじめてであう すうがくの絵本』

作/安野 光雅
定価/1760円(税込)
対象/4歳から
福音館書店
1982年11月20日発行

発見の喜び、創造の楽しさに満ちた数学の本と、すでに定評のあった作品を再編集し、新しい体裁でおとどけします。第1巻《なかまはずれ》《ふしぎなのり》《じゅんばん》《せいくらべ》

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絵さがし遊びは子どものほうが親より得意?

 

親子で一緒に楽しみながら、アタマの体操もできるのが絵さがし遊び絵本。
「さがす」ことに没頭していると、いつのまにか時間を忘れて絵本の滞在時間が長くなりがちなので、ちょっと遠出するときなど、親としてはここぞというときに役に立つ絵本のジャンルかもしれません。

おはなし絵本を読んであげるときもそうですが、子ども時代の特別な目は、文字ではなく「絵を読む」ことができます。
だから絵さがし遊びは、つい文字情報を追ってしまう親世代よりも子どものほうが得意なはず。まさに子ども向けによくできた遊びだと思います。

実際に今回ご紹介する作品の中で『きんぎょがにげた』『うずらちゃんのかくれんぼ』、「ウォーリー」シリーズはミリオンセラーを超える大人気ロングセラー絵本です。
赤ちゃん向けの優しい絵さがし遊びから、負けず嫌いのパパママは子どもよりも夢中になりそうな本格派まで、家族揃って楽しめるものがたくさんあります。

 


『きんぎょがにげた』

作/五味 太郎
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1982年8月31日発行

きんぎょが1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた? カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょがどこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながらきんぎょを探して楽しめます。

 


『うずらちゃんのかくれんぼ』

作/きもと ももこ
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1994年2月25日発行

うずらとひよこがかくれんぼを始めました。色と形を上手に使って、花に隠れたり、ひょうたんに隠れたり……。うずらちゃんと一緒に、楽しいかくれんぼ遊びのできる絵本です。

 


『ミッケ!』

文/ジーン・マルゾーロ
写真/ウォルター・ウィック
訳/糸井 重里
定価/1496円(税込)
対象/幼児から
1992年8月6日発行
小学館

「みずでっぽうをミッケ!」「カウボーイハットもミッケ!」おもちゃばこにかくれている、いろんなものをみんなで探しっこ。精巧なジオラマを写した写真の中に隠されているさまざまなものを探していく謎解き絵本です。シリーズ国内累計900万部突破。

 


『どこ? つきよのばんのさがしもの』

作/山形 明美
撮影/大畑 俊夫
定価/1540円(税込)
対象/幼児から
2003年10月11日発行
講談社

まんげつのよる、クロをおってはじまった、ふしぎなさがしもののたび。クロは どこ? さがしものは、ほかにも、たくさん。さあ、さがして、みつけて、おいかけて! ここにあるのは、ぼくがもちかえった、ふしぎなおみやげ。どのページからもってきたものか、わかるかな。家族みんなで遊べるシリーズ。

 


『さがしてみようみつけてみよう』

作・絵/五味 太郎
定価/1210円(税込)
対象/3歳から
1998年11月発行
偕成社

しげみの中にかくれた動物たちをさがしたり、正しい道順をみつけて子犬を救い出したり。さがして、みつけるゲームがいっぱい。

 


『100にんかくれんぼ』

作・絵/せべ まさゆき
定価/1210円(税込)
対象/3歳から
2009年4月発行
偕成社

子ども100人、王さま100人、マラソンランナー100人……。数えて、探して、一冊で何通りもの遊びかたがある探し絵絵本。

 


『たいけつ! たからさがし』

作・絵/うるまでるび
定価/1430円(税込)
対象/3歳から
2012年9月27日発行
学研プラス

オバケ学校のこわれた銅像の下から、ヒミツの宝のありかを示す巻き物が出てきました。宝の山はいったいどこに? けんか別れしたシロッチとクロッチは、それぞれ宝さがしの旅に出発します。緻密な絵さがしや迷路など楽しいクイズをたっぷり楽しむシリーズ絵本。

 


『どこどこどこ いってきまーす』

作・絵/長谷川 義史
定価/1320円(税込)
対象/幼児から
2003年12月日発行
ひかりのくに

遊園地でのトイレ、銭湯ではぐれたじいちゃん、盆踊りでの迷子など、日本の暮らしに溶け込んだ「さがしもの」が次々と掲示されます。掲示されているもの以外もいっぱいかくれています。

 


『どこどこ? セブン』

定価/1430円(税込)
対象/幼児から
2003年4月10日発行
自由国民社

ここにはとなりどうしおなじにみえるふたつのせかいがあります。でもおなじにみえるだけでよーくみてみると……! 写真を使ったまちがい探し絵本です。楽しくファンタジックな世界にかくされた7つの違いを、同じように見える左右の写真から探し出していく本です。

 


『NEW ウォーリーをさがせ!』

作・絵/マーティン・ハンドフォード
訳/唐沢 則幸
定価/1485円(税込)
対象/5歳から
2017年4月24日発行
フレーベル館

赤と白の縞模様の服と丸いメガネがトレードマークの主人公ウォーリー。様々な世界で起きている事件の解決をしろひげに依頼されて、世界中を旅しています。ページ毎に人混みの絵が描かれていて、その中に一人だけいるウォーリーやウォーリーの仲間たち、彼らの持ちものなどを探して楽しめます。「ウォーリー」シリーズの記念すべき第1作目がこの「ウォーリーをさがせ!」。1988年の初登場から30周年で新装版が登場。

 


『にたものランド』

作/ジョーン・スタイナー
訳/まえざわ あきえ
定価/1870円(税込)
対象/5歳から
1999年12月28日発行
徳間書店

ここは魔法の国、ふだん見慣れているものが、別のものに見えてくる。絵の具のチューブはズボンに、手ぶくろはソファに……。形はいつものままなのに、なぜか姿を変えてしまう秘密は、本の中にあります。

 


『とこちゃんはどこ』

作/松岡 享子
絵/加古 里子
定価/990円(税込)
対象/小学低学年から
福音館書店
1970年7月1日発行

赤い帽子と青い半ズボンの元気な男の子、とこちゃん。市場でお母さんがおしゃべりしているまに、とことこかけだして、どこかへいってしまいました。人ごみの中をさがしていくと、ああ、いたいた。動物園、浜辺にお祭り、デパート……人ごみにまぎれたとこちゃんを探そう。絵さがしの絵本の元祖ともいえる、子どもの大好きな絵本です。

 


『シモンのおとしもの』

作/バーバラ・マクリントック
訳/福本 友美子
定価/1760円(税込)
対象/小学低学年から
2007年3月発行
あすなろ書房

うっかりやのシモンは落し物をしてばかり。セーヌ川、ポンヌフ、ルーブル美術館……パリの街でシモンの落し物を探そう。素敵な風景が楽しめる絵さがし絵本。

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オノマトペが子どもの感性や語感を養う

 

オノマトペ(onomatopee)とは、擬声語を意味するフランス語です。
擬声語には、物音や声を真似て表現する「擬音語」と、状態や心情など音のしないものを音によって表す「擬態語」があります。

例えば、大きく声を出して笑う「ハッハッハー」は擬音語、かわいい笑顔の「にこにこ」は擬態語。しっかりした雨の音を表す「ザーザー」は擬音語、「しとしと」降るのは擬態語。谷川俊太郎さんは、それぞれを「おとまねことば」「ありさまことば」 といっていて、なるほど、とてもしっくりきます。

まだ言葉の意味を理解できない小さな子どもにとっては、声に出した音からイメージがしやすく、短く簡潔な表現ができるオノマトペはとても便利な言葉です。親が普段から無意識に、「犬」よりも「わんわん」、「やわらかい」よりも「ふわふわ」を使うのは、感覚としてそのほうが伝わることをわかっているからでしょう。

「片付ける」は「ポイポイ」、「ドアを締める」は「バタン」、「飲み込む」は「ごっくん」と、日本語の表現には豊かで楽しいものがたくさんあります。さらに絵本には、大人には意味がわからない不思議な音と絵を組み合わせたものまでありますが、子どもたちは、音から想像力を膨らませて、自在に楽しむことだってできます。小さい頃のこうした音の豊かなコミュニケーションを通じて、子どもの語感や感性が養われていくのだと思います。

 


『ぴょーん』

作・絵/まつおか たつひで
定価/858円(税込)
対象/0歳から
ポプラ社
2000年6月発行

「かえるが……ぴょーん」「こねこが……ぴょーん」。ページをめくると次々にいろんな動物がジャンプします。くりかえしが楽しい絵本です。

 


『がたん ごとん がたん ごとん』

作/安西 水丸
定価/880円(税込)
対象/0歳から
福音館書店
1987年6月30日発行

がたんごとんがたんごとんと、まっ黒な汽車がやってきます。駅で待っているのは哺乳瓶。「のせてくださーい」と言って汽車に乗り込みます。ふたたび出発し、がたんごとんと次の駅へ行くと、こんどはコップとスプーンが「のせてくださーい」。さらに次の駅では、リンゴとバナナが、ネコとネズミが「のせてくださーい」。みんなをのせて汽車は「がたんごとん」と終着駅へ。そこは……。

 


『じゃあじゃあ びりびり』

作・絵/まつい のりこ
定価/660円(税込)
対象/1歳から
偕成社
1983年7月発行

「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「みず じゃあじゃあじゃあ」、楽しく明解な絵とリズミカルなことば。音から物を認識する絵本です。

 


『もいもい』

作/市原 淳
監修/開 一夫
定価/1540円(税込)
対象/赤ちゃんから
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2017年7月13日発行

東京大学あかちゃんラボ発。あかちゃんといっしょに作ったあかちゃんのための絵本です。

 


『ごぶごぶ ごぼごぼ』

作・絵/駒形 克己
定価/880円(税込)
対象/0歳から
福音館書店
1999年4月15日発行

「ぷーん」「ぷくぷくぷく」「ぷぷぷ」などの音(言葉)の響きやリズムの楽しさを、色あざやかなオレンジ、赤、青などの丸の動きで子どもたちに届けます。

 


『だるまさんが』

作/かがくい ひろし
定価/935円(税込)
対象/赤ちゃんから
ブロンズ新社
2008年1月発行

「だ・る・ま・さ・ん・が」左右にうごくだるまさん。ページをめくると……あらら、びっくり、大笑い。0歳の赤ちゃんから大人まで、ページをめくるたび笑いの渦に引きこまれる、とびきりゆかいな絵本です。

 


『あっはっは』

作/谷川 俊太郎
絵/堀内 誠一
定価/1100円(税込)
対象/赤ちゃんから
くもん出版
2009年6月発行

テーマは笑い声。面白いのは、誰が読んでも「あっはっは」は豪快になり、「いひひ」はちょっといじわるそうになり、「おほほほほ」で上品ぶってみたりしてしまうこと。男の子と女の子の顔を大胆に並べ、その表情だけで二人の空気感の変化までをも読ませてしまう堀内誠一さんの絵が冴えわたります。

 


『ぴよぴよ』

作/谷川 俊太郎
絵/堀内 誠一
定価/1100円(税込)
対象/赤ちゃんから
くもん出版
2009年6月発行

「ぴよぴよ」から始まり「しゅばしゅば」「とぷん」「きいいっ」など、擬音だけで場面が進んでいきます。これ以上ないくらいのシンプルな谷川さんの言葉に、カラフルで愛らしい堀内さんの絵がかぶさって、読んでみれば小さなひよこの冒険物語となっています。

 


『ぱたぱたえほん』


作・絵/miyauni
定価/1320円(税込)
対象/赤ちゃんから
エンブックス
2010年7月22日発行

この作品の特徴はなんといっても「ぱたぱたする」こと。見開きごとに画面いっぱいに美しくデザインされた「とり」や「ちょうちょ」などを、音(声)に合わせて開いて閉じて楽しみます。「絵本+手遊び」という新しい提案は、本だからこそ。この単純明快な手遊びによって、赤ちゃんの興味は作品へと注がれ、親子の時間をよろこびに変えることでしょう。

 


『だっだぁー』
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作/ナムーラ ミチヨ
定価/770円(税込)
対象/赤ちゃんから
主婦の友社
2004年8月11日発行

「だっだぁ」「べっれー」「ふにゃはにゃ」……これらの不思議な擬音語は赤ちゃんことばです。擬音語の不思議な会話はもちろん意味をもちませんが、心のコミュニケーションが生まれることを実感できるはず。俳人でもある作者が生み出したことばなだけに、音の響きやリズムも秀逸です。ころんとかわいい表情豊かな粘土のお顔を見ながら、大きな声をあげて、赤ちゃんといっしょに言葉あそびを楽しんでください。

 


『もこ もこもこ』

作/谷川 俊太郎
絵/元永 定正
定価/1430円(税込)
対象/赤ちゃんから
文研出版
1977年4月発行

「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけました。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな世界の絵本。

 


『ころ ころ ころ』

作/元永 定正
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1984年11月22日発行

色々な色をした小さな玉が転がり出しました。一列に並んでころころ、ころころ。階段を上ってころころ、おりながらころころ。でこぼこ道をころころ、坂道もころころ。嵐の道で吹き飛ばされてもころころ、山道もころころ。ころころころころ終点までころころ……。色とりどりの鮮やかな丸の形が、絵本の上をところせましと動きまわります。小さな子どもたちが体でその動きを感じ、鮮やかな色の世界を楽しむことができる赤ちゃん絵本です。

 


『もけら もけら』

作/山下 洋輔
絵/元永 定正
構成/中辻 悦子
定価/1320円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1990年11月30日発行

天才ジャズ・ピアニストとモダンアートの鬼才のコンビによる美しく面白いもう一つの宇宙。言葉はリズムとなって、つぎつぎに展開する絵の世界を行進し、私たちの心を解き放ちます。

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『ごはん たべよ』

文/大阪YWCA千里子ども図書室
絵/大塚 いちお
定価/880円(税込)
対象/0歳から
福音館書店
2012年11月10日発行

ごはん食べよ。お茶碗に盛った、ほかほかのごはん。お味噌汁に、卵焼き。きゅうりとトマトとソーセージもね。おはしと、スプーンと、フォークを並べて、エプロンかけて、いただきまーす! 幼い子どもが毎日目にする食卓風景。いつも見慣れているものたちを、簡潔でリズミカルなことばと、あたたかくやわらかなタッチの絵で描きます。食事の準備が整っていくようすを、座って眺めているような気分にもなれる絵本です。

 


『ぴちぱち さくさく』

作/若菜ひとし・きよこ
定価/1100円(税込)
対象/1歳から
ひさかたチャイルド

おいしそうに描かれたイラストとリズミカルな擬音が楽しい食べ物絵本。読み聞かせにもぴったり。さあ、できたてコロッケめしあがれ!

 


『スープに なりました』

絵/彦坂 有紀
作/もりと いずみ
定価/1320円(税込)
講談社
2017年9月7日発行

にんじん、じゃがいも、トマト、ほうれんそう……、木版画で摺られたおいしそうなやさいたちがスープにへんしん。ごくん、おいしい!にんじんが、スープになりました。ごくん。じゃがいもが、とろんとろんのスープになりました。ごくごく。親子の食卓が楽しくなる、野菜とスープの、おいしい木版画絵本。

 


『カレーライス』

作/小西 英子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
2016年9月15日発行

「カレーライス、さあ、つくろう!」 野菜と肉を切って、「おなべで おにくを いためます ジャー ジャー ジャー」「やさいも いれて いためます ジュー ジュー ジュー」。テンポ良い擬音が調理している臨場感を盛り上げます。水を入れてじっくり煮込み、ルーを入れてまた煮込み……、「わあ、できた! いいにおい!」 あつあつごはんにカレーをかけて、カレーライスのできあがり。丁寧に描かれた美しい絵から、本当にカレーの匂いがしてきそう!

 


『パパ・カレー』

作/武田 美穂
定価/1210円(税込)
対象/2歳から
ほるぷ出版

「今日のカレーはパパがつくる!」「ぎゅうにく角切りゴロンゴロン」「かたち色々これがパパカレー」。パパのカレーができるまでを、とっても美味しそうなイラストと、リズミカルな文章で描いた絵本。大好評のシリーズ第2弾。

 


『ピヨピヨスーパーマーケット』

作/工藤 ノリコ
定価/1430円(税込)
対象/2歳から
佼成出版社
2003年12月1日発行

ママとスーパーへお買い物。プリンにチョコレート……、みんなの頭の中は、ほしいお菓子でいーっぱい。なのに、お母さんたら「だめだめ!」って、いうんだもん。5羽のキュートなヒヨコたちの楽しい一日! 「ピヨピヨ」シリーズ第1弾です。

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『オムライス ヘイ!』

作/武田 美穂
定価/1210円(税込)
対象/2、3歳から
ほるぷ出版
2012年7月1日発行

「オムライス、ヘイ! ざいりょうだ!」「にゅるにゅるにゅるにゅるケチャップだ!」。オムライスができるまでを、おいしそうなイラストと、リズミカルな文章で描いた大好評のたべもの絵本シリーズ。

 


『ごはん』

作/平野 恵理子
定価/1540円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
2015年04月10日発行

表紙は、どーんとごはん茶椀のごはん。表紙をめくると、扉にどーんとおひつのごはん。扉をめくると、「たきこみごはん」の文字の隣に、どーんと豆ごはん! そのページをめくると、今度は、たけのこごはん、あさりごはん、かきごはん……とおいしそうなたきこみごはんが、ずらーり! そのあとも、オムライスがどーん! かつどんがどーん! そして、どーんのあとはずらーり! もう、たまらない!

 


『おいしい おと』

文/三宮 麻由子
絵/ふくしま あきえ
定価/990円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
2008年12月31日発行

今日のごはんは何かな? 春巻き、ウィンナ、わかめのみそ汁、レタスにプチトマト。春巻きを食べると、どんな音がするかな? ウィンナやレタスはどうかな? ある日の食卓の、おいしい音が勢ぞろい。これを読んだら、食事がよりいっそう楽しくなること請合い! くいしんぼさんの手が、あっちからも、こっちからも伸びてきますよ。

 


『めん たべよう!』

作/小西 英子
定価/1650円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
2018年9月10日発行

子どもは麺料理が大好き。離乳食でもうどんなどは早い段階で取り入れられますし、少し大きくなったら、スパゲッティやラーメンを美味しそうにすする子どもも多くなることでしょう。そんな麺料理をうどん・スパゲッティ・そば・ラーメンの4種に絞って描きました。どの場面も、あたたかな湯気やだしの香りが漂ってきそうな臨場感に満ちています。読めばきっと麺を食べに行きたくなる、そんな美味しい(悩ましい?)絵本です!

 


『サラダでげんき』

文/角野 栄子
絵/長 新太
定価/990円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
2005年3月10日発行

りっちゃんはお母さんが病気になってしまったので、なにかいいことをしてあげたいと考えます。そこで、美味しいサラダを作ることにしました。きゅうり、きゃべつ、とまと、をお皿に乗せたところで、ねこ、いぬ、すずめ、あり、うまが次々とやってきて、サラダ作りのアドバイス。北極からは白熊の電報が届き、最後にはぞうが飛行機に乗って登場します。みんなが手伝ってくれたおかげで、美味しいサラダの出来上がり。りっちゃんのお母さんはそのサラダを食べてたちまち元気になりました。

 


『きょうのごはん』

作/加藤 休ミ
定価/1320円(税込)
対象/4歳から
偕成社
2012年9月発行

ネコがご近所を練り歩いて夕飯パトロール! ここのお家の今晩のごはんはなにかな? リアルな食べ物の絵はまさに垂涎ものです。

 


『おいしいよ! はじめて つくる かんこくりょうり』

文/ペ・ヨンヒ
絵/ チョン・ユジョン
訳/かみや にじ
定価/2200円(税込)
対象/4歳から
福音館書店
2013年5月20日発行

プルコギ、チャプチェ、チヂミ……最近、こんな韓国料理の名前も、ずいぶん身近になりました。でも、作るのは? それが、意外と簡単なんですよ。この本の原題は「小さな手のための料理の本」、つまり、小さな子どもと作る韓国料理の本なのです。だから、どれも作り方はとってもシンプルで、その上、とびっきりおいしい料理ばかり。子どもたちが大好きなおやつもたくさん載ってます。

 


『ごはんは おいしい』

文/ぱく きょんみ
写真/鈴木 理策
定価/1760円(税込)
対象/5歳から
福音館書店
2017年10月15日発行

「ごはんは おいしい/ごはんは あったかい/わたしは ごはんが だいすき」ごはんの湯気に包まれて、聞こえてくるのは大好きなおばあちゃんの声。「ごはん いっぱい たべてねー」 おばあちゃんは田んぼの四季のお話を歌うように語ります。おばあちゃんのお話は、季節、そして命が巡り巡ってはるか遠くから「わたし」に繋がっていることを伝えてくれます。ことばと写真、それぞれをじっくりかみしめるように味わえる写真絵本です。

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『おべんとうバス』

作/真珠 まりこ
定価/990円(税込)
対象/1歳から
ひさかたチャイルド
2006年1月発行

お弁当の食べ物が返事をしながら次々に乗り込んでくるバス。食べ物大好き、乗り物大好き、お返事大好きな子どもたちにぴったりです。

 


『おべんとうたべたいな』

作/坂本 千明
定価/935円(税込)
対象/赤ちゃんから
岩崎書店
2018年9月30日発行

おこめとのりで、なにできる? たまごとフライパンで、なにできる? おいしそうなおべんとうのおかずがどんどんできあがります。

 


『おべんとう』

作/小西 英子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
2012年2月5日発行

お弁当箱用意して、さあて何から入れようか? 一番最初は炊きたてのほかほかごはん。それからあつあつのミートボールにふんわり卵焼き。忘れちゃいけないタコさんウインナー。いろんなおかずが次々と詰められて、なんともおいしそうなお弁当のできあがり! 大人も子どもも大好きなお弁当がテーマの絵本です。出てくる食材はどれもおいしそうでつい手を伸ばしてしまいそう。お弁当ができるうれしさ、楽しさを存分に描きます。

 


『サンドイッチ サンドイッチ』

作/小西 英子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
2008年9月10日発行

サンドイッチを作ろう! 真っ白なふわふわのパンにバターを塗って、レタスをのっけて……。トマトにハムにチーズをのせて、お次に登場するのは何でしょう?サンドイッチができるまでを、俯瞰の視点から描いた絵本です。登場する食べ物は、どれもみずみずしく鮮やかな色彩で描かれています。精密でリアルなタッチながら、ダイナミックな展開で子どもたちの心を釘付けにした、大人気の食べ物の絵本。幼い子どもにとってもっとも身近な「食べる」ことの楽しさ、すばらしさを存分に伝えます。

 


『おにぎり』

文/平山 英三
絵/小西 英子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1992年9月15日発行

ごはんをたいて、手の平に水をつけて、塩をつけて、あつあつごはんをぎゅっ、ぎゅっ。まんなかに梅干をうめて、もう一度ぎゅっ、ぎゅっ。手の中でくるっ、くるっと回して、海苔を巻けば、おにぎりのできあがり。たくさんできた。はい、どうぞ。ご飯の湯気、すっぱそうな梅干し、そしてにぎられたおにぎりの海苔の質感……見るほどに食べたくなって思わず手がのびる、おいしそうなおにぎりの絵本です。

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『きょうのおべんとう なんだろな』

作/岸田 衿子
絵/山脇 百合子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1994年3月20日発行

野原でたくさん遊んだ動物達は、「きょうのおべんとうなんだろな」と、それぞれ自分のお弁当を開けます。大きなぞうさんも、小さな虫さんも、みんな自分の大好物が入っていてうれしそう。

 


『おでかけのまえに』

作/筒井 頼子
絵/林 明子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1981年10月20日発行

ピクニックにでかける前の、小さい女の子のはずむ心を、ごくあたりまえの家庭を舞台に描きだした、ほのぼのとのびやかな絵本です。

 


『14ひきのぴくにっく』

作/いわむら かずお
定価/1320円(税込)
対象/3歳から
童心社
1986年11月15日発行

「きょうは なんて いい てんき。みんなで、はるの のはらへ でかけよう」お弁当と水筒をもって、出発です。森には、あちこちに、新しい春の命が。ゼンマイが芽を出し、目を覚ましたアマガエルたちの鳴く声がきこえてきます。すみれ、やまぶき、ちごゆり、ふでりんどう……花々が咲き、春の訪れを告げています。14ひきたちは、森をぬけ、つくしの道をあるいて小川をわたり、たんぽぽ野原へ……。人気シリーズの第5作。

 


『おべんとう だれと たべる?』

作/あずみ虫
定価/1320円(税込)
対象/3歳から
福音館書店
2015年3月20日発行

「おべんとおべんとクマさんのおべんとう……」わらべ歌のようなリズミカルな文章にのって、動物や人間たちが色々なお弁当を作ります。できたらそれを持ってお出かけ。夏にクマさんが、秋におばあちゃんが、冬にたぬきさんが作るお弁当は、誰とどこで食べるものでしょう? お弁当は一人で食べてもおいしいけれど、誰かと食べるとまた格別のおいしさ。読み終わったあとは、きっとお弁当を作って外に出て行きたくなりますよ。

 


『おべんとうを たべたのはだあれ』

作/神沢 利子
絵/柿本 幸造
定価/1100円(税込)
対象/4歳から
ひさかたチャイルド
1983年1月発行

お弁当を持って野イチゴをつみに出かけた女の子。でも、お弁当の中身がなくなって……。食べたのは誰でしょう?

 


『おにぎりをつくる』

文/高山 なおみ
写真/長野 陽一
定価/1320円(税込)
ブロンズ新社
2020年1月発行

よういするのは、お米とお塩とお水だけ。留守番しているこどもたちにも、忙しいお母さんにも、おにぎりはいちばんの味方。5歳でも作れる、ほっかほかの提案です。

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