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◎仕様

ペラペラらいおん『ペラペラらいおん』
ぶん・え/ミズノ マサミ
定価/2750円(本体2500円+税)
対象/幼児から
2014年9月1日発行

32Pハードカバー製本(カバーなし)
サイズ/幅200×高264mm
ISBN 978-4-905287-14-8

*この絵本は受注生産でお届けします

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◎概要

「むれにいんせきがおちて」ペラペラになったボスらいおんのお話です。
突然姿が変わったせいで、困ったことがいろいろ起きる展開は、ユーモアたっぷり。でも、本当にすごいのは中盤、ボスらいおんがペラペラのからだを「ワハハ」と笑って受け入れる場面です。「そのままでいい」と受け入れることは、気持ちが楽になるだけではなくて、実は「本当の強さ」なのかもしれません。国内受賞歴多数のミズノマサミ渾身の一作。

 


◎作家プロフィール

ミズノ マサミ
MOEイラスト・絵本大賞 編集部賞、第7回武井武雄記念日本童画大賞 審査員特別賞、第1・2回 CJ Picture Book Award 50 Finalists入選など受賞多数。

 


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エンブックスの理念を「子どものうれしいを増やす」に変えることにしました。
立ち上げ時は「子どもともっとコミュニケーション」、その後の「Make Kids Smile」と、軸は変わらないのですが、今エンブックスが伝えたいことをまとめなおしましたので、読んでもらえたらうれしいです。

 


親子のコミュニケーション不足がもたらす未来を想像してほしい

 

「待機児童」なんて言葉は、10年前にはまだなかったと思います。それくらい共働き世帯はどんどん増えていて、今では僕の子ども時代(1970年代)の専業主婦世帯数とそっくり入れ替わりました。

一方で、子どもの数はどんどん減っています。それでも保育園が不足しているというので、大きな問題になっているわけですが、その裏で確実に減っているのは「親子コミュニケーション」の総量です。

厄介なことにコミュニケーションは目に見えないので、ものすごいスピードで減っていても気づきにくく、多くの人の関心は今目の前にある問題に向けられがちです。

でも、僕は親子コミュニケーションの不足が、いずれ未来にもっと大きな問題となって現れる可能性を想像し心配しています。人間が生きていくうえでの本質的な問題として捉え、「不」を解消しなくちゃいけないと思っています。

 


絵本は単なる読みものではなく親子のコミュニケーション・ツール

 

「どうして絵本なんですか」と質問されることがあります。もともと僕自身が絵本作家として描きたくて、もがきながらたどり着いた現状ですが、エンブックスとして絵本づくりに取り組んできてわかったのは、読んで聞かせることが前提の絵本は「親子のコミュニケーション・ツール」であるということです。

だから今は、絵本をつくっているのではなく、親子が一緒に楽しむ時間をつくっていると考えています。

子どもにとって何よりうれしいのは、親がそばにいてくれる空間であり時間です。その空間や時間をより有意義にするのが「良い絵本」なんだと思います。僕たち作り手は、なるべくつまらないものを届けないように、気をつけ工夫しながら「良い絵本」づくりに取り組んでいます。

 


エンブックスの理念は子どもの「うれしい」を増やすこと

 

泣いたり怒ったりも全部含めて親子コミュニケーションですが、その中でも子どもの「うれしい」を増やしたい、これがエンブックスの理念です。子どものうれしいは親もうれしいだろうし、うれしいの循環は世界の空気清浄機になるはずだから。

もう少し丁寧にいうと、子どものうれしいを増やすことができるのはやっぱり親が一番なので、エンブックスとしては絵本を通じてきっかけを与えることができれば良いと思っています。

だからこそ、まずは絵本界の再活性化を成し遂げたいし、若い絵本作家の創作意欲が決して途絶えないような新しい仕組みをつくらなければいけません。もちろん単に出版の枠にとらわれず、絵本よりもっと優れた親子コミュニケーションツールの発明をするのも楽しそうです。

 


言葉が人生を豊かにする

 

人間と動物の大きな違いのひとつに「言葉」があります。言葉があるからこそ、相手に伝えることができるし、相手の考えを聞くことができます。発するまでもなく頭の中で考えるときもやっぱり言葉が必要です。

つまり人間は言葉とともに生きて、言葉のキャッチボールによって社会と関わっていく生きものなのです。

生まれたばかりの赤ちゃんは言葉のない世界からやってきて、親の発した言葉を食べて大きくなっていきます。だから、食べ物の栄養を気にかけるのと同じように、幼い子ども時代には良い言葉をたくさん食べさせてあげて欲しいと思います。

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目次

  1. ミリオンセラー絵本 1950〜60年代
  2. ミリオンセラー絵本 1970年代
  3. ミリオンセラー絵本 1980年代
  4. ミリオンセラー絵本 1990年代〜

 


  1. 『きんぎょがにげた』 284万部
    文・絵/五味 太郎
    1982年発行
  2.  


  3. 『じゃあじゃあびりびり』 282万部
    文・絵/まつい のりこ
    1983年発行
  4.  


  5. 『いないいないばああそび』 264万部
    文・絵/木村 裕一
    1989年発行
  6.  


  7. 『ウォーリーをさがせ!』 242万部
    文・絵/マーティン・ハンドフォード
    訳/唐沢 則幸
    1987年発行
  8.  


  9. 『がたんごとんがたんごとん』 243万部
    文・絵/安西 水丸
    1987年発行
  10.  


  11. 『ウォーリーのふしぎなたび』 217万部
    文・絵/マーティン・ハンドフォード
    訳/唐沢 則幸
    1989年発行
  12.  


  13. 『ウォーリーをおえ!』 210万部
    文・絵/マーティン・ハンドフォード
    訳/唐沢 則幸
    1988年発行
  14.  


  15. 『ごあいさつあそび』 205万部
    文・絵/木村 裕一
    1989年発行
  16.  


  17. 『おつきさまこんばんは』 204万部
    文・絵/林 明子
    1986年発行
  18.  


  19. 『くだもの』 199万部
    文・絵/平山 和子
    1981年発行
  20.  


  21. 『ノンタンのたんじょうび』 183万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1980年発行
  22.  


  23. 『ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう』 173万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1980年発行
  24.  


  25. 『ぐりとぐらのえんそく』 169万部
    文/なかがわ りえこ
    絵/やまわき ゆりこ
    1983年発行
  26.  


  27. 『ひとりでうんちできるかな』 165万部
    文・絵/木村 裕一
    1989年発行
  28.  


  29. 『ノンタンボールまてまてまて』 161万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1982年発行
  30.  


  31. 『ノンタンおしっこしーしー』 151万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1987年発行
  32.  


  33. 『いただきますあそび』 146万部
    文・絵/木村 裕一
    1989年発行
  34.  


  35. 『まどから おくりもの』 141万部
    文・絵/五味 太郎
    1983年発行
  36.  


  37. 『どうぞのいす』 140万部
    作/香山 美子
    絵/柿本 幸造
    1981年発行
  38.  


  39. 『こんとあき』 133万部
    文・絵/林 明子
    1989年発行
  40.  


  41. 『14ひきのあさごはん』 131万部
    文・絵/いわむら かずお
    1983年発行
  42.  


  43. 『おふろだいすき』 127万部
    文/松岡 享子
    絵/林 明子
    1982年発行
  44.  


  45. 『わすれられないおくりもの』 126万部
    文・絵/スーザン・バーレイ
    訳/小川 仁央
    1986年発行
  46.  


  47. 『みんなうんち』 115万部
    文・絵/五味 太郎
    1981年発行
  48.  


  49. 『アンパンマンのサンタクロース』 109万部
    文・絵/やなせ たかし
    1981年発行
  50.  


  51. 『なぞなぞえほん 1のまき』 108万部
    文/中川 李枝子
    絵/山脇 百合子
    1988年発行
  52.  


  53. 『あいうえおえほん』 106万部
    作/とだ こうしろう
    1982年発行
  54.  


  55. 『なぞなぞえほん 2のまき』 106万部
    文/中川 李枝子
    絵/山脇 百合子
    1988年発行
  56.  


  57. 『なぞなぞえほん 3のまき』 106万部
    文/中川 李枝子
    絵/山脇 百合子
    1988年発行
  58.  


  59. 『14ひきのひっこし』 103万部
    文・絵/いわむら かずお
    1983年発行
  60.  


  61. 『ずーっと ずっと だいすきだよ』 103万部
    文・絵/ハンス・ウィルヘルム
    訳/久山 太市
    1988年発行
  62.  


  63. 『ノンタンはみがきはーみー』 100万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1989年発行
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目次

  1. ミリオンセラー絵本 1950〜60年代
  2. ミリオンセラー絵本 1970年代
  3. ミリオンセラー絵本 1980年代
  4. ミリオンセラー絵本 1990年代〜

 


  1. 『はらぺこあおむし』 420万部
    文・絵/エリック・カール
    訳/もり ひさし
    1976年発行
  2.  


  3. 『しろくまちゃんのほっとけーき』 319万部
    作/わかやま けん
    1972年発行
  4.  


  5. 『ノンタンぶらんこのせて』 267万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1976年発行
  6.  


  7. 『からすのパンやさん』 256万部
    文・絵/加古 里子
    1973年発行
  8.  


  9. 『ノンタンおやすみなさい』 249万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1976年発行
  10.  


  11. 『ノンタン! サンタクロースだよ』 246万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1978年発行
  12.  


  13. 『はじめてのおつかい』 241万部
    文/筒井 頼子
    絵/林 明子
    1977年発行
  14.  


  15. 『100万回生きたねこ』 230万部
    文・絵/佐野 洋子
    1977年発行
  16.  


  17. 『おしいれのぼうけん』 228万部
    文/ふるた たるひ
    絵/たばた せいいち
    1974年発行
  18.  


  19. 『ノンタンおよぐのだいすき』 201万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1976年発行
  20.  


  21. 『おふろでちゃぷちゃぷ』 199万部
    文/松谷 みよ子
    絵/いわさき ちひろ
    1970年発行
  22.  


  23. 『ノンタンおねしょでしょん』 195万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1978年発行
  24.  


  25. 『ぐりとぐらのかいすいよく』 191万部
    文/なかがわ りえこ
    絵/やまわき ゆりこ
    1977年発行
  26.  


  27. 『あかんべノンタン』 173万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1976年発行
  28.  


  29. 『ピーターラビットのおはなし』 159万部
    作・絵/ビアトリクス・ポター
    訳/いしい ももこ
    1971年発行
  30.  


  31. 『ぞうくんのさんぽ』 155万部
    文・絵/なかの ひろたか
    1977年発行
  32.  


  33. 『ノンタンほわほわほわわ』 146万部
    文・絵/キヨノ サチコ
    1977年発行
  34.  


  35. 『ベンジャミンバニーのおはなし』 144万部
    作・絵/ビアトリクス・ポター
    訳/いしい ももこ
    1971年発行
  36.  


  37. 『モチモチの木』 144万部
    作/斎藤 隆介
    絵/滝平 二郎
    1971年発行
  38.  


  39. 『かわいそうなぞう』 143万部
    文/土家 由岐雄
    絵/武部 本一郎
    1970年発行
  40.  


  41. 『フロプシーのこどもたち』 140万部
    作・絵/ビアトリクス・ポター
    訳/いしい ももこ
    1971年発行
  42.  


  43. 『もこ もこもこ』 138万部
    文/谷川 俊太郎
    絵/元永 定正
    1977年発行
  44.  


  45. 『おばけのバーバパパ』 136万部
    文/アネット・チゾン
    絵/タラス・テイラー
    訳/やました はるお
    1972年発行
  46.  


  47. 『あーんあん』 128万部
    文・絵/せな けいこ
    1972年発行
  48.  


  49. 『とけいのほん 1』 127万部
    文・絵/まつい のりこ
    1973年発行
  50.  


  51. 『かいじゅうたちのいるところ』 127万部
    文・絵/モーリス・センダック
    訳/じんぐう てるお
    1975年発行
  52.  


  53. 『はははのはなし』 122万部
    文・絵/加古 里子
    1971年発行
  54.  


  55. 『はけたよはけたよ』 119万部
    文/神沢 利子
    絵/西巻 茅子
    1970年発行
  56.  


  57. 『さむがりやのサンタ』 115万部
    文・絵/レイモンド・ブリッグズ
    訳/すがはら ひろくに
    1974年発行
  58.  


  59. 『ねずみくんのチョッキ』 111万部
    文/なかえ よしを
    絵/上野 紀子
    1974年発行
  60.  


  61. 『はじめてのおるすばん』 107万部
    文/しみず みちを
    絵/山本 まつ子
    1972年発行
  62.  


  63. 『ふたりはともだち』 106万部
    作/アーノルド・ローベル
    訳/三木 卓
    1972年発行
  64.  


  65. 『あかちゃんのうた』 105万部
    文/松谷 みよ子
    絵/いわさき ちひろ
    1971年発行
  66.  


  67. 『とけいのほん 2』 105万部
    文・絵/まつい のりこ
    1973年発行
  68.  


  69. 『もしもしおでんわ』 104万部
    文/松谷 みよ子
    絵/いわさき ちひろ
    1970年発行
  70.  


  71. 『こぐまちゃんとどうぶつえん』 100万部
    作/わかやま けん
    1970年発行
  72.  


  73. 『こぐまちゃんのみずあそび』 100万部
    作/わかやま けん
    1971年発行
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目次

  1. ミリオンセラー絵本 1950〜60年代
  2. ミリオンセラー絵本 1970年代
  3. ミリオンセラー絵本 1980年代
  4. ミリオンセラー絵本 1990年代〜

 


  1. 『いないいないばあ』 700万部
    文/松谷 みよ子
    絵/瀬川 康男
    1967年発行
  2.  


  3. 『ぐりとぐら』 523万部
    文/なかがわ りえこ
    絵/おおむら ゆりこ
    1967年発行
  4.  


  5. 『てぶくろ』 318万部
    絵/エウゲーニー・M・ラチョフ
    訳/うちだ りさこ
    1965年発行
  6.  


  7. 『おおきなかぶ』 312万部
    文/A.トルストイ
    絵/佐藤 忠良
    訳/内田 莉莎子
    1966年発行
  8.  


  9. 『ねないこだれだ』 311万部
    作/せな けいこ
    1969年発行
  10.  


  11. 『ぐりとぐらのおきゃくさま』 301万部
    文/なかがわ りえこ
    絵/やまわき ゆりこ
    1967年発行
  12.  


  13. 『三びきのやぎのがらがらどん』 274万部
    絵/マーシャ・ブラウン
    訳/せた ていじ
    1965年発行
  14.  


  15. 『しろいうさぎとくろいうさぎ』 251万部
    /ガース・ウイリアムズ
    訳/まつおか きょうこ
    1965年発行
  16.  


  17. 『ぐるんぱのようちえん』 237万部
    文/西内 ミナミ
    絵/堀内 誠一
    1966年発行
  18.  


  19. 『しょうぼうじどうしゃじぷた』 215万部
    文/渡辺 茂男
    絵/山本 忠敬
    1966年発行
  20.  


  21. 『いいおかお』 209万部
    文/松谷 みよ子
    絵/瀬川 康男
    1967年発行
  22.  


  23. 『うさこちゃんとどうぶつえん』 203万部
    作/ディック・ブルーナ
    訳/石井 桃子
    1964年発行
  24.  


  25. 『ゆきのひのうさこちゃん』 200万部
    作/ディック・ブルーナ
    訳/石井 桃子
    1964年
  26.  


  27. 『ちいさなうさこちゃん』 196万部
    作/ディック・ブルーナ
    訳/石井 桃子
    1964年発行
  28.  


  29. 『どろんこハリー』 195万部
    文/ジーン・ジオン
    絵/マーガレット・ブロイ・グレアム
    訳/わたなべ しげお
    1964年発行
  30.  


  31. 『だるまちゃんとてんぐちゃん』 195万部
    作/加古 里子
    1967年発行
  32.  


  33. 『そらいろのたね』 184万部
    文/なかがわ りえこ
    絵/おおむら ゆりこ
    1967年発行
  34.  


  35. 『わたしのワンピース』 180万部
    作/にしまき かやこ
    1969年発行
  36.  


  37. 『うさこちゃんとうみ』 175万部
    作/ディック・ブルーナ
    訳/石井 桃子
    1964年発行
  38.  


  39. 『もうねんね』 165万部
    文/松谷 みよ子
    絵/瀬川 康男
    1968年発行
  40.  


  41. 『ちびくろ・さんぼ』 159万部
    作/ヘレン・バンナーマン
    絵/フランク・ドビアス
    訳/光吉 夏弥
    1953年発行
  42.  


  43. 『11ぴきのねこ』 156万部
    作/馬場 のぼる
    1967年発行
  44.  


  45. 『のせてのせて』 148万部
    文/松谷 みよ子
    絵/東光寺 啓
    1968年発行
  46.  


  47. 『にんじん』 147万部
    作/せな けいこ
    1969年発行
  48.  


  49. 『いやだいやだ』 144万部
    作/せな けいこ
    1969年発行
  50.  


  51. 『スーホの白い馬』 143万部
    文/大塚 勇三
    絵/赤羽 末吉
    1967年発行
  52.  


  53. 『きかんしゃやえもん』 139万部
    文/阿川 弘之
    絵/岡部 冬彦
    1959年発行
  54.  


  55. 『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』 138万部
    作/バージニア・リー・バートン
    訳/むらおか はなこ
    1961年発行
  56.  


  57. 『かばくん』 134万部
    文/岸田 衿子
    絵/中谷 千代子
    1966年発行
  58.  


  59. 『ちいさいおうち』 124万部
    作/バージニア・リー・バートン
    訳/石井 桃子
    1954年発行
  60.  


  61. 『ひとまねこざる』 122万部
    作/H.A.レイ
    訳/光吉 夏弥
    1954年発行
  62.  


  63. 『花さき山』 118万部
    文/斎藤 隆介
    絵/滝平 二郎
    1969年発行
  64.  


  65. 『おさじさん』 114万部
    文/松谷 みよ子
    絵/東光寺 啓
    1969年発行
  66.  


  67. 『しずくのぼうけん』 113万部
    文/マリア・テルリコフスカ
    絵/ボフダン・ブテンコ
    訳/うちだ りさこ
    1969年発行
  68.  


  69. 『もじゃもじゃ』 112万部
    作/せな けいこ
    1969年発行
  70.  


  71. 『ももたろう』 111万部
    文/松居 直
    絵/赤羽 末吉
    1965年発行
  72.  


  73. 『二ほんのかきのき』 110万部
    作・絵/熊谷 元一
    1968年発行
  74.  


  75. 『おおかみと七ひきのこやぎ』 109万部
    文/グリム
    絵/フェリクス・ホフマン
    訳/せた ていじ
    1967年発行
  76.  


  77. 『もりのなか』 108万部
    作/マリー・ホール・エッツ
    訳/まさき るりこ
    1963年発行
  78.  


  79. 『すてきな三にんぐみ』 108万部
    作/トミー・アンゲラー
    訳/今江 祥智
    1969年発行
  80.  


  81. 『はなをくんくん』 101万部
    作/ルース・クラウス
    絵/マーク・シーモント
    訳/木島 始
    1967年発行
  82.  


  83. 『どうぶつのおやこ』 100万部
    絵/薮内 正幸
    1966年発行
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言葉は耳で覚えます。耳で聞いたその言葉が示す「何か」を、目で見たり触って感じたり何度も確かめながら、言葉と「何か」が結びついたときにはじめて意味が生まれます。だから、ほとんどの赤ちゃんはお母さんの言葉を食べて、一番耳にする言葉から覚えていくようになります。

ランキング1位の「まんま」は、生後10カ月から話されはじめ、平均1歳3カ月で話されたそうです。はじめて赤ちゃんが話す言葉をみていると、なるほどあいさつを中心にお母さんが子どもに話しかけながら、育児をしている様子が見えてくるようで、なんだかとても幸せな気分になります。今でもやっぱり「いないいないばぁ」をするんだとか、逆に新鮮。

マザータング(mother tongue)は母国語と訳しますが、子どもが自然に覚えるまさに母の言葉という意味です。人間はかしこいので、まさかスマホやロボットの機械語がマザータングになる時代がやってくるとは思いませんが、時代が変わっても子どもには親がたくさんの言葉をかけてあげることが大事であることは変わりません。

はじめて赤ちゃんが話す言葉ランキング20

順位 言葉
1 まんま(ごはん)
2 おっぱい
3 いないいないばぁ
4 ママ
5 はーい(返事)
6 ワンワン
7 ねんね
8 パパ
9 バイバイ
10 よいしょ
11 どうぞ
12 お母さん
13 お父さん
14 ニャンニャン
15 くっく(靴)
16 ある、あった
17 痛い
18 ないない(片付ける)
19 バナナ
20 ブーブー(車)

※2008年、NTTコミュニケーション科学基礎研究所調べ
対象:生後10カ月~3歳の子どもを持つ親398人
期間:2007年4月~2008年2月

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目次

  1. 2008年度 IBBY世界大会 レポート①
  2. 2008年度 IBBY世界大会 レポート②

 


アンデルセンはなぜ飛び抜けた童話作家になったのか

 

デンマークの首都コペンハーゲンから、バスに乗ってしばらく。島を渡って向かう先はオーデンセという街です。世界で最も有名な童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生まれた街。

そこはまるで童話の中のように、例えばベンチの足が巨人の足になっていたり、信号機がアンデルセンになっていたりと、遊び心がいっぱいです。

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アンデルセンは14歳でひとりコペンハーゲンに移り住みます。それまでのオーデンセでの暮らしは、貧しくて仕方がなかったそうです。アンデルセンの生まれた1800年頃のこの街が、実際にどんな環境だったのかは想像することしかできませんが、アンデルセンの言葉に反するように、街の景色は穏やかで美しく見えます。

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低い屋根に短い煙突。似ているようでどれも違う壁の色、扉のデザイン。余計な装飾は全然ないのに、それでいて明るい印象。きっとアンデルセンの豊かな想像力のタネは、この街で育まれたに違いありません。

アンデルセンの生家は、一階建ての黄色くてかわいい家でした。少年時代の彼は、この窓から何を眺め、何を思って飛び出したのでしょう。

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現実世界の落胆が大きいほど空想世界は広がる

 

残念ながら生家には入れませんが、5分ほど歩いたところにアンデルセン博物館があり、部屋の様子が再現されています。博物館の入口には彼が得意とした切り絵のライオンが。ライオンの右手にはとても気持ちのいい庭園が広がります。

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「とにかく狭くって狭くって」

ガイドさんがいかにも気の毒そうに繰り返し言うので、一体どれほど小さな部屋で幼少期を過ごしたのかと思えば、確かに少し天井が低いとはいえ、外観と同じようにやっぱり中もかわいい部屋でした。日本のワンルームマンションのほうがよっぽど狭く、暮らしづらいと思います。

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アンデルセンの身長は185cm。当時としてはかなり大柄だったと思います。今ならパリコレでさっそうと歩くモデルになっていたかもしれませんが、時代のせいもあって、このとびぬけて背が高いことをはじめ、つぶらな目がちょこんとついていることも、大きな鼻も、くりんくりんの髪の毛も、全部コンプレックスだったといいます。

生い立ちをたどってみると、彼はずっと現実の世界に落胆していたような気がします。それで、自分が創りだす空想の世界に閉じこもったのかもしれません。落胆が大きかったからこそ、アンデルセンの空想力は誰よりも夢いっぱいで色鮮やかなものになったのでしょう。

「すべての人の一生は神の手によって書かれた一遍の童話である。」 H.C.アンデルセン

その膨らみきった空想のかたまりを、言葉として紡いだのが今も読み継がれる童話であり、はさみで形作ったのが無数の切り絵だとすれば、楽しみの裏側に、隠された悲しみや苦しみが見えてくるような気がします。いいえ、これこそが創作なんだと思います。(おしまい)

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7月9日(土)に、東京大学で開催されたウェンディ・クーリングさんの講演会に参加してきました。
彼女が幼かった時は、まだそれほど本がなかった時代です。父は彼女を膝のうえに座らせ、新聞を読んでくれたそうです。内容はよくわからなかったけれど、彼女にとってその時間は「特別なもの」でした。
彼女は「ブックスタート」の活動を通じて、本を読むことを指導せず、ただ純粋に本を読むことの素晴らしさを伝えています。それができたのは「特別なもの」を知っていたからに違いありません。

 


読書は流れに身をまかせて

 

絵本から教訓を得ることを目的にするのはつまらないと思います。
絵本をパラパラとめくって選ぶ時に、わかりやすい教訓が描かれている本が良い本だと考えるなら、それは子どもにとってプレッシャーになっているかもしれません。

とかく親や先生は本について説明したがります。
でも、優れた絵本は(教科書に掲載されている作品もありますが)そもそも何かを教えるものとして描かれていませんし、楽しい物語を与えてやれば子どもは好奇心の赴くままに勝手に「学ぶ」ものです。 だから、本選びやそれを読むタイミングは、子どもの個性を尊重し流れに身をまかせるのが正解です。

いろんなことを感じて、自分で考える。この能動的な学びの積み重ねはテストの点数で測ることはできませんが、測ることができないことにこそ価値(=人生を豊かにする種)があるのだと思います。

この世界に生まれてきて、まだ何も経験しないうちから、大人が知っている今の社会の価値観で 「あれはダメ」とか「これはイイ」とか決めつけたところで、これからの未来がどこに向かうかなんてわかりません。

子どもが楽しんでいる本こそ良い本です。そして親にとって楽しいことも大事。

 


生まれてすぐに絵本を楽しめる赤ちゃん

 

絵本を読むのに早過ぎることはありません。赤ちゃんは声がわかります。もっというと、優しい声や良い声を聞き分けることができます。クーリングさんは生後2日の赤ちゃんにアヒルの絵本を読んであげたことがあるそうですが、(内容はわからなくて当然でも)アヒルの声をマネしてやるとよろこんだといいます。

絵本は時間も空間も自分の好きなように――赤ちゃんの思いもしない反応にあわせてページをめくったりとめたりしながら、世界を広げていくことができます。そこに本というメディアならではのおもしろさがありますし、やっぱり読者がいてはじめて絵本は「完成」するのだと思います。

 


寄り道のできない旅はつまらない

 

そして、お話を楽しむことと、本を読めるようになることは全く目的が違います。
学校の先生はその立場上、読書を「高速道路」と考えるので、だんだん難しい本を読めるようにしていきます。そして、読めるようになることをゴールに設定する人もいます。

でも、本を読むというのは田舎の小道を寄り道しながら歩くようなもので、その旅が終わることはありません。 これも流れに身をまかせるのが正解です。

ブックスタートについて

市区町村自治体が行う0歳児健診などの機会に、「絵本」と「赤ちゃんと絵本を楽しむ体験」をプレゼントする活動。 赤ちゃんと保護者が、絵本を介して、心ふれあう時間を持つきっかけを届けます。
▶NPOブックスタート

 


日時/7月9日(土)
会場/東京大学 伊藤謝恩ホール
住所/東京都文京区本郷7-3-1
時間/13:00~15:50

講演「すべての赤ちゃんに絵本を」
13:00~14:15/ウェンディ・クーリング

対談「赤ちゃんと絵本」
14:30~15:50/ウェンディ・クーリング × 佐々木宏子(鳴門教育大学名誉教授)

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エンブックスのオンデマンド絵本は、これまで読者のライフスタイルやお好みに応じて、2つの製本タイプから選べるようになっていました。

この度、新たに「大判ペーパーバック絵本」が加わり、選べる製本タイプが最大3つに増えます。
大判ペーパーバック絵本は、既存のハードカバー絵本と同じサイズ(200×264mm)で、よりお話の世界をダイナミックに楽しむことができると同時に、オンデマンド絵本でありながら手に取りやすい価格設定が魅力です。

まずは7月20日(月)発行予定の新刊絵本『ゆきちゃんのおさいふ』(ぶん・え/松村 真依子)から適応し、既存の作品についても、作家の了解を得たものから随時適応していく予定です。

これまで以上に、お子さまと楽しい時間をお過ごしいただけるきっかけになればうれしいです。

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