『はらぺこあおむし』
作/エリック・カール
訳/もり ひさし
定価/1320円(税込)
対象/4歳から
偕成社
1976年5月発行
赤ちゃんの頃の長女が好きだったものを、生後5ヶ月の次女も気にいることがよくある。
赤ちゃんが好きなものは共通なのか、または姉妹だからなのか。
ウサギ型のガラガラ、キリンのぬいぐるみ、アンパンマンの歯固め、クマ柄の赤ちゃん毛布……。絵本なら『はらぺこあおむし』だ。
小さなあおむしは、もりもりと食べつづけて美しい蝶になった。数や曜日の認識をおりこみ、穴あきのしかけをこらした斬新な絵本。
『はらぺこあおむし』は、子どものいる人ならば知らない人はいないだろう。なんと2019年で英語版が50周年だったそうだ。
作者エリック・カール氏が「色の魔術師」という異名を持つだけあって、昔からある絵本にもかかわらず、色彩豊かなタッチの挿絵には古めかしい印象が一切ない。
ストーリーもとてもいい。あおむしが蝶になっていく過程は、まさに子どもの成長そのものだ。
我が家には小さいサイズのハードカバーがあるが、2人ともこの絵本が大好きだ。かなりボロボロになってしまっているが、いつも長女は絵本に出てくるお菓子を作ってくれと騒ぎ、次女は挿絵の穴ぼこに指を突っ込んで遊んでいる。
良いものはいつの時代においても良い。
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