Categories: おすすめの絵本

聞くだけじゃない絵本体験を 子どものダイレクトな反応が楽しい 今注目の参加型絵本 10選

『ぺんぎんたいそう』

作/齋藤 槙
定価/880円(税込)
対象/0歳から
福音館書店
2016年6月5日発行

「ぺんぎんたいそうはじめるよ。いきをすって~、はいて~。くびをのばして~、ちぢめて~。おなかとあたまをぴったんこ」。水族館や動物園でおなじみのペンギン。そのユニークな動きや、伸び縮みをして姿かたちが変わる様子は、まるで体操をしているかのようです。読みながら、思わず身体が動いてしまう絵本ができました。絵本を読んだあとは、ぜひ、お子さんといっしょに体操して楽しんでみてください。

 


『ぴょーん』

作・絵/まつおか たつひで
定価/858円(税込)
対象/0歳から
ポプラ社
2000年6月発行

「かえるが……ぴょーん」「こねこが……ぴょーん」。ページをめくると次々にいろんな動物がジャンプします。くりかえしが楽しい絵本です。

 


『まるまるまるのほん』

作/エルヴェ・テュレ
訳/谷川 俊太郎
定価/1430円(税込)
対象/0歳から
ポプラ社
2010年6月発行

はじめは、きいろいまるがひとつ。きいろいまるをおしてページをめくると、きいろいまるがふたつになりました! おしたり、こすったり、くりっくしたり、かたむけたり、ゆすったり。すると、えほんのまるが、まるでいきているようにうごきだします。赤ちゃんから大人まで、すべての人の感じる心へ届けたい、絵本の可能性に挑戦した新感覚絵本。

 


『くだもの』

作/平山 和子
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1981年10月20日発行

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集。

 


『きんぎょがにげた』

作/五味 太郎
定価/990円(税込)
対象/2歳から
福音館書店
1982年8月31日発行

きんぎょが1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた? カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょがどこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながらきんぎょを探して楽しめます。

 


『ふうしてあそぼ』


作/はるの まい
定価/1320円(税込)
対象/赤ちゃんから
エンブックス
2018年9月25日発行

「ふうーっ」と息を吹きかけて遊ぶ、赤ちゃん向け体感型絵本です。「せえのっ」の声がけにあわせて、親子で「ふう」してページをめくれば、「ぽわーん」と見開きいっぱいに風船がふくらんだり、ラッパからは「ぷっぷっぷーっ!」と楽しい音が出たり……。1.2のリズムで繰り返し展開するシンプルな構成、擬人化して描かれたモチーフたちの変化と、ユーモラスな言葉(音)で、赤ちゃんでも楽しく遊ぶことができます。

 


『おばけとかくれんぼ』

作/新井 洋行
定価/990円(税込)
対象/3歳から
くもん出版
2014年7月発行

おばけのおうちの「ドアをノックして」みたり、赤いところを「ポチッ!とおして」みたり、せーので思い切り「手をたたいて」みたり、絵本の中で言われたとおり、手や声を使って絵本に触ってみます。それからページをめくってみると、すごい! お話が進んでいきます。

 


『おおかみだあ!』

文/セドリック・ラマディエ
絵/ヴァンサン・ブルジョ
訳/谷川 俊太郎
定価/1210円(税込)
対象/3歳から
ポプラ社
2014年3月発行

ページをめくると、おおかみが近づいてきて、絵本を傾けると、おおかみがごろごろ転ぶ。読者が絵本の世界を動かす新感覚絵本。

 


『ぜったいに おしちゃダメ?』

作/ビル・コッター
定価/1078円(税込)
対象/幼児から
サンクチュアリ出版
2017年8月26日発行

この絵本のたった1つのルールは「このボタンを押しちゃダメ」ということ。でも、不思議なモンスターが「おしたらどうなるんだろう?」と誘惑してきます。誘惑に負けてボタンを押すと、モンスターが黄色くなったり、水玉になったり、何匹にも増えたりと大さわぎ。絵本をふったり、おなかをこすったりして、モンスターをもとの姿にもどしてあげましょう。

 


『コんガらガっち どっちにすすむ? の本』

作/ユーフラテス
定価/1320円(税込)
対象/幼児から
小学館
2009年3月17日発行

いるかともぐらがこんがらがってできた生物「いぐら」が、旅をしたり、ごはんを食べたり、道に迷ったり……ページをめくると「あっ」とおどろく、新アイディアがいっぱいの絵本です。幼児から大人まで、今までにない楽しい読書体験をお約束します。作者のユーフラテスは「ピタゴラスイッチ」を制作しているクリエイティブ・グループです。

西川季岐(編集長)

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