さく/今福 理博
え/やすの なほ
定価/1320円(本体1200円+税)
対象/1歳から
2021年6月15日発行
2022年1月26日重版2刷
24Pハードカバー製本
サイズ/186×186mm
ISBN 978-4-8021-3250-3
生後9か月くらいになると、赤ちゃんは「これ!」と指さしコミュニケーションをするようになります。指さしを通じてだんだん言葉が「わかる」ようになり、1〜2歳になると今度は言葉が「言える」ようになっていきます。
今作は「赤ちゃんがみるみる言葉を覚える」1歳からの指さし遊び絵本です。最初の見開きは朝ごはんの場面。「ぱん」「ぎゅうにゅう」「こっぷ」「たまご」……と赤ちゃんにも馴染みのあるものがいくつか描かれていて、「ぱん、どこかな?」と優しく問いかけます。絵さがしを楽しんでいるうちに自然と言葉が結びつく仕掛けです。
登場する「106語」の名詞はすべて子どもの発達にあわせて選びぬいたもの。「ぱん」を覚えたら「こっぷ、どこかな?」とアレンジして楽しむこともできます。
今福 理博
武蔵野大学 教育学部 幼児教育学科 准教授。京都大学博士(教育学)。京都大学 大学院 教育学研究科 特定助教、日本学術振興会 特別研究員(PD、東京大学 大学院 総合文化研究科)を経て現職。
発達心理学を専門に、乳幼児の社会性や言語の発達を研究。著書に『赤ちゃんの心はどのように育つのか:社会性とことばの発達を科学する』(ミネルヴァ書房)、共著書に『ベーシック発達心理学』(東京大学出版会)など。
やすの なほ
1984年生まれ。2005年、女子美術大学 短期大学部 造形学科デザインコース卒業。大学図書館やアニメ制作会社に勤務する傍ら、イラストレーターとして活動。現在は一児の母として子育てをしながら、創作活動を続けている。
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