エンブックスからのお知らせ

コープさっぽろの子育て支援「えほんがトドック」に『ふうしてあそぼ』(さく/はるの まい)が選出されました。
「えほんがトドック」は小さな子どものいる子育て世帯に無償で絵本をお届けするステキな取り組みです。

申込みをすればもれなく絵本が4冊「トドック」ので、ご希望の方はサイトをチェックしてお手続きください。
8月に『ふうしてあそぼ』から配本開始、21年度の絵本として選考された他2作と来年度に選ばれる作品のうち1作が、それぞれ3カ月に1作のペースで届きます。
一報を受けたときは本当にびっくりしましたが、それだけ絵本が育ってきたのだと誇りに思います。たくさんの子育て世帯からのお申込みを待っています!

 


▶えほんがトドック

【お申込み期間】
2021年4月1日~11月30日
*『ふうしてあそぼ』の申込期間は5月31日まで

【対象】
お子さま、またはお孫さんのお誕生日が2018年4月2日~2020年4月1日の組合員さん世帯

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赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」の読み聞かせコーナー「もりのとしょかん」で、『はいたっち』と『すきなことなあに?』2作の放送(2日連続)が決まりました。

『すきなことなあに?』のイラストを担当してくださった山本美希さんはマンガ家として活躍されていて、つい最近「第24回 文化庁メディア芸術祭」で優秀賞を受賞。この放送をきっかけに絵本の存在ももっと知ってもらい、たくさんの親子に届くきっかけになればと思っています。ぜひテレビの前で楽しんでください。

 


▶ シナぷしゅ
あさ 7:35~8:00(テレビ東京系列6局ネット)
夕方 5:30~5:55(テレビ東京ローカル)

『はいたっち』(さく/からさわ ようすけ)
4月6日(火)放送

『すきなことなあに?』(さく/山本 直美、え/山本 美希)
4月7日(水)放送

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楽しみの中に学びを見つける子どもたち

「優れた絵本」に明確な定義はありません。
ただ、これまで何十年も読み継がれてきたロングセラー絵本が、優れた絵本であることは間違いありません。

そういう絵本を数多くつくってきた福音館書店の松居直さんをはじめ、長く子どもの本に関わってきた人たちは、そろって「絵本は子どもの楽しみのためにある」といいます。

絵本は楽しいもの。文字にすればとてもあたりまえのことですが、大人というのは困ったもので、(読み手も、つくり手も)ちょっとでも油断すると、絵本で何かを教えようとか、絵本が何かの役に立つとか、純粋な楽しみのうえに余計なトッピングをしがちです。
そうしたおせっかいは、子どもの読書体験を、とてもつまらないものにしてしまう可能性があります。

そういう意味で、教訓的な絵本は、子どもにとって優れているとは言いがたい。
ところが、優れた絵本には、多くの学びがあります。それは、決して教訓のような型にはまった学びではなくて、もっと個々の人生を豊かにするための学びです。子ども時代の豊かな感受性は特別で、子どもは絵本の世界を通じていろいろな体感をし、いろいろな感情を育んでいきます。
阿川佐和子さんの言葉をかりれば、物語は「一生モノの心の引き出し」をつくるきっかけを与えてくれる。

だから、子どもの楽しみを真剣に考えてつくったものは、結果的に学びがついてくるし、大人が読んでもおもしろいのだと思います。教えなくても、ちゃんと伝わる。

 


『ばあばのおうち』が優れた絵本である理由

『ばあばのおうち』には、ばあばが教えてくれた大切なことがたくさん散りばめられています。
にもかかわらず、読んでもらえるとわかるように、ばあばは何ひとつ教訓的に語りません。

きせつの おはなの なまえを しっておくのよ。
じぶんが たのしいから。

ばあばは、こんなふうに語りかけます。
例えば、誕生日にケーキを予約しておいてくれる。見送るときは、相手が見えなくなるまで手をふっていてくれる。季節のお花を飾ってみせる……

幼い主人公ありさと同じように、この絵本を開いた子どもたちは、ばあばとの楽しい暮らしを通じて、自然と大切なことを学んでいきます。
実際、大人になったありさ(=村上萌さん)と会って話をしていると、ばあば自身がまるで優れた絵本のように、萌さんに人生を豊かにするきっかけを与えてくれたんだということがよくわかります。

このお話の舞台になった築100年の「ばあばのおうち」は、残念なことに今はもうなくなってしまいましたが、子どもたちのそれぞれの心の引き出しに在り続け、また次の新たな100年を紡いでいけたらうれしいです。

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\フォロー&RTで絵本が届くキャンペーン/

テレビ東京で放送中の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」発の絵本発売を記念して、本日より世界文化社様、主婦の友社様との合同企画「シナぷしゅ絵本発売記念キャンペーン」がスタートしました!
ぜひ参加して豪華プレゼントをゲットしてください。

 


<参加方法>
① キャンペーン名のTwitterアカウント(@synapusyu_ehon)をフォロー
②該当ツイートをRT

③抽選で5名様に豪華プレゼントが当たる!

締切は10月9日(金)まで

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2020年からの目標として、具体的に計画しているのは年間出版点数を増やすことです。

絵本の出版社でいうと、だいたい年間60点ほどの出版をしているところが多いのですが、それに対してエンブックスは年間でわずか3点(少ないw)。
作りたい絵本のアイデアはいくらでも湧いてきますが、それでも実際に作家さんと創作をご一緒して本が出来上がるまではざっと1年の期間を費やすので、無理なく同時進行できるのがこれくらい。

例えば年間12点を作るとすると、いよいよメンバーの協力が必要不可欠になってきますが、その足がかりとして1月から山本直美さんに顧問をしていただくことになりました。

既刊『ねえねえあーそぼ』では作家として絵本づくりに関わっていただきましたが、そもそもはNPO法人「子育て学協会」の会長であり、幼児教育や保育園の運営を手がける株式会社アイ・エス・シーの代表でもいらっしゃいます。まさに子育てのプロ。

僕の古巣、株式会社リクルートの事業所内保育施設をプロデュースをされていたことからご縁がありまして、ありがたい関係をさらに強めていけたらと思っています。
そして、エンブックスが掲げている「親子の時間をつくる」大きなテーマの実現に向けて、勢いをつけてがんばります。

エンブックスを立ち上げたとき、“自分よりも圧倒的にすごい人に仲間になってもらう”って決めてた。

 


1月29日には新刊『こちょこちょこちょ』が出版されました。既刊『なでてなでて』が好評の日隈みさきさん作です。2020年の幕開けにふさわしい、明るく笑える赤ちゃん絵本になっているのでぜひ手にとって親子で大笑いしてもらえたらうれしいです。

「子育て学協会」とのコラボ絵本『ねえねえあーそぼ』(絵/山本美希)に続くシリーズ第二弾も、間もなく発表できると思います。昨年の秋頃に「遅くとも年内に出版する!」と宣言していましたが、春先の出版を予定して進行しています。こちらも今しばらく楽しみにお待ちいただけたらうれしいです。

 


おまけで、山本美希さんの連載漫画『かしこくて勇気ある子ども』がおもしろいのでぜひ。「まだ見ぬ我が子と自分たちの未来に、たくさんの期待と不安を抱える若い夫婦を描いた全六話」です。現在、第四話まで公開中!

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8月1日から第3期がスタートしました。

決算を終えたところで2期目を振り返ると、おかげさまで絵本事業については売上高が昨年比222%の増収。
おまけに当期純利益も黒字転換と、30代にどんどこ私財を突っ込んで蒔いてきた種が順調に育ってきたなあ、という実感があります。

最新刊の『ねえねえあーそぼ』(さく/山本 直美、え/山本 美希)では、エンブックスとして初のコラボ絵本づくりになりました。
「子育て学協会」のような素晴らしいチームにお声がけいただけるようになったことがまずうれしかったし、この創作を通じてマンガ作家としてすでに国際的評価の高い山本美希さんとご一緒することもできました。
赤ちゃんのいる家族にとって、子育ての支えとなる気づきがある“本質的なテーマ”と“新しい表現”。エンブックスとして大事にしている2つのキーワードですが、その道のプロフェッショナルたちのおかげで、とても高いレベルの絵本に仕上がったと思います。
同じチームですでにシリーズ2作目を進行中。遅くとも年内に出版する予定なのでこちらもぜひ楽しみにお待ちください!

個別タイトルでみると、『なでてなでて』(え/日隈 みさき、ぶん/西川 季岐)が発行からちょうど1年で黒字化しました。好調に売れ続けている『ふうしてあそぼ』(さく/はるの まい)は発行からわずか7カ月目に黒字化。初版部数を150%増やした『はい たっち』(さく/からさわ ようすけ)もまもなく黒字化と、既刊の半分が収益に貢献してくれています。なんて健全。このご時世に取次もびっくりです。

『ぱたぱたえほん』(さく/miyauni)も人気で他と変わらずしっかり売れていますが、ボードブックの原価が高すぎたので黒字化はもう少し先になりそう。唯一の物語絵本『わにのだんす』(さく/今井 雅子、え/島袋 千栄)は手にとってもらえる動機づけ次第かなというところ。間違いなくおもしろいので機が熟すのを待て。

3期目もしばらく赤ちゃん絵本に注力しながらコンテンツを充実させていきます。
やりたい企画がどんどん湧いてくるのに進行が追い付かないもどかしさはありますが、もっと遊びたいのに休み時間が足りなかった子ども時代のような前のめりな気分は悪くない。
そんなエンブックスで絵本づくりをご一緒いただける作家さんがいらっしゃったらお声がけください。大歓迎です!

それから、この夏は絵本コンテストの審査員として南紀白浜にお招きいただいたり、オンデマンド製本サービスを大企業主催のプロジェクトで活用してくれたり、思いもよらない角度からのうれしいアプローチもありました。こちらもお声がけ大歓迎です!

仕組み化するって大事なことですよね。

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2019年4月30日に未来屋書店 幕張新都心店で『はい たっち』(さく/からさわ ようすけ)の刊行記念イベントを開催します!
作家からさわさん自身による読み聞かせ会のあと、「お子さまの手形をたっち」した絵本にサインをしてくれるメモリアル企画も。親子で「たっち」しに遊びにいらしてください。
#たっちでてがた

 


会場:未来屋書店 幕張新都心店
開催日:2019年4月30日(火・祝)
時間:14:00~
参加費:無料(予約不要)

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