はじめて赤ちゃんが話す言葉 ランキング20

言葉は耳で覚えます。耳で聞いたその言葉が示す「何か」を、目で見たり触って感じたり何度も確かめながら、言葉と「何か」が結びついたときにはじめて意味が生まれます。だから、ほとんどの赤ちゃんはお母さんの言葉を食べて、一番耳にする言葉から覚えていくようになります。

ランキング1位の「まんま」は、生後10カ月から話されはじめ、平均1歳3カ月で話されたそうです。はじめて赤ちゃんが話す言葉をみていると、なるほどあいさつを中心にお母さんが子どもに話しかけながら、育児をしている様子が見えてくるようで、なんだかとても幸せな気分になります。今でもやっぱり「いないいないばぁ」をするんだとか、逆に新鮮。

マザータング(mother tongue)は母国語と訳しますが、子どもが自然に覚えるまさに母の言葉という意味です。人間はかしこいので、まさかスマホやロボットの機械語がマザータングになる時代がやってくるとは思いませんが、時代が変わっても子どもには親がたくさんの言葉をかけてあげることが大事であることは変わりません。

はじめて赤ちゃんが話す言葉ランキング20

順位 言葉
1 まんま(ごはん)
2 おっぱい
3 いないいないばぁ
4 ママ
5 はーい(返事)
6 ワンワン
7 ねんね
8 パパ
9 バイバイ
10 よいしょ
11 どうぞ
12 お母さん
13 お父さん
14 ニャンニャン
15 くっく(靴)
16 ある、あった
17 痛い
18 ないない(片付ける)
19 バナナ
20 ブーブー(車)

※2008年、NTTコミュニケーション科学基礎研究所調べ
対象:生後10カ月~3歳の子どもを持つ親398人
期間:2007年4月~2008年2月

西川季岐(編集長)

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