エンブックスでは、淑徳大学 杉原麻美 准教授の協力のもと、今年の5月から人文学部表現学科の学生たちと「赤ちゃん絵本プロジェクト」を立ち上げました。
まずは絵本市場の現状と、どうして今、赤ちゃん絵本をつくるに至ったのかを知ってもらい、そのうえで実際の絵本づくりの過程を隔月で報告してきました。
発足当時はモノクロのラフなアイデアだったものに、少しずつ色が付き、上質な紙に印刷・製本されて作品に仕上がっていく過程のよろこびを、断片的ではありましたが学生らと共有できたことは、僕にとってもすばらしい経験になりました。
その「赤ちゃん絵本プロジェクト」の集大成として、学生らが自分たちのアイデアで「どうしたら手にとってもらえるか」を考え、準備を進めてくれています。
ひとつは、学生がエンブックスの「ライター」となって、記事を執筆すること。記事企画の場は、とても盛り上がりました。たくさんの良い企画の中から2本をピックアップして、担当の学生が執筆中です。
『なでてなでて』『ぱたぱたえほん』の2作品の魅力を、それぞれのアプローチで語ってくれると思います。まもなく掲載予定ですので、ぜひ読んでもらえたらうれしいです。
もうひとつは、「淑徳祭」での展示販売イベントです。メインビジュアルのポスターは、学生ががんばって制作してくれました。
表現学科では自ら演じる授業もあるそうで、学生らによる「読み聞かせ」は、まさに絶好の場。他にも、実際にいろいろな触感に触れることができるプチコーナーや、すぐに真似できる手遊びの実演と、作品にまつわるユニークなブースに仕上がる予定。
当日はぜひ親子で遊びにいらしてください。
▶淑徳祭について
日程/11月18日(土)、19日(日)
会場/淑徳大学 東京キャンパス
住所/東京都板橋区前野町6-36-4
ブース/4号館4-1教室
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