5月 2017

目次

  1. 東京都内の絵本専門書店
  2. 東京都内の絵本書店 セレクトショップ&ギャラリー・カフェ
  3. 東京都内の絵本書店 古本&洋書

 


◎東京都内の絵本専門書店

 

▶ブックハウスカフェ/神保町

ブックハウス神保町の跡地に、2017年5月オープン。神保町唯一の新刊児童書専門店で1万冊をそろえる。ゆっくりくつろげる個室、小さい子どもが遊べるスペースやおむつ替え・授乳室も完備。カフェやお酒を楽しめるブックバーも。

住所/千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F
TEL/03-6261-6177
営業時間
平日/11:00〜23:00
土日祝/11:00〜21:00
定休日/年末年始

 


▶子どもの本のみせ ナルニア国/銀座

キリスト教の出版社・書店として1885年に創業した老舗の本屋「教文館」。本のジャンルごとに各フロアに分かれていて、6階に「子どもの本のみせ ナルニア国」がある。

住所/中央区銀座4-5-1
TEL/03-3563-0730
営業時間/10:00~20:00
定休日/1月1日のみ

 


▶クレヨンハウス 東京店/表参道

30年以上の歴史のある子ども用の本の専門店で、懐かしい本から他では見られない絵本が約5万冊揃う。地下1階にはオーガニック食材を使ったお料理やスイーツを堪能できるレストランも。

住所/港区北青山3-8-15
TEL/03-3406-6308
営業時間/11:00~19:00(土・日・祝日/10:30~)
定休日/年末年始

 


▶こどもの本屋 てんしん書房/茗荷谷

神戸の老舗児童図書専門店「ひつじ書房」さんの流れを受け継ぎ、製本の町小石川で開業した。赤ちゃん絵本から中高学年向け読み物、大人が読んでも楽しめる良書を取り揃える。こどもたちに天真爛漫に育ってほしいという願いが店名の由来。

住所/文京区小石川5-20-7 1F
TEL/03-5615-9586
営業時間/10:00~暗くなるまで
定休日/月曜日、不定休

 


▶子どもの本 青猫書房/赤羽

住所/北区赤羽2-28-8 TimberHouse 1F
TEL/03-3901-4080
営業時間
夏季(4~9月)/11:00〜19:00
冬季(10~3月)/11:00〜18:00
定休日/火曜日

 


▶ニジノ絵本屋/都立大学

縁があった作家、出版社の絵本を中心にセレクトして販売する。普通の本屋さんでは見かけないめずらしい絵本が多いのが特徴。オンラインショップで購入も可能。店内には原画展を行うギャラリーもある。

住所/目黒区平町1-23-20
営業時間
平日/13:00~19:00
土曜/10:00~18:00
定休日/火曜日

 


▶えほんのみせ ぱっきゃまらーど/松陰神社前

2018年10月にオープン。絵本専門士がいる絵本の専門店で、店主は元保育士。

住所/世田谷区世田谷4-13-20 松陰プラット1F-A
TEL/090-8491-1376(営業時間内のみ)
営業時間
火木土日/11:00〜18:00
水金/14:00〜18:00
定休日/月曜日

 


▶にこにこ書店/目白

2019年10月オープン。長く読み継がれた絵本から、季節の絵本、ちょっと気になる話題の一冊まで。仕事帰りにも立ち寄れる小さな絵本専門店。選書の配送サービスも。

住所/新宿区下落合4-26-13 目白金井ビル
TEL/03-3565-6232
営業時間
平日/11:00~20:00
日、祝日/11:00~18:00
定休日/月曜日(祝日は営業)

 


▶子どもの本や/阿佐ヶ谷

子どもが心から楽しめる選り抜きの本ばかりを揃えている。

住所/杉並区阿佐ヶ谷南1-47-7
TEL/03-3314-3455
営業時間/11:00~17:00
定休日/水・木曜日、祝日

 


▶Ehon Shop アーレ/蓮根

アーレとは北欧フィンランドの言葉で「宝物」。絵本は子どもにも大人にも心に残る素敵な宝物という思いを店名にしている。

住所/板橋区坂下2-32-22 杉山ビル1F
TEL/03-3969-7780
営業時間/11:00~18:00
定休日/日曜日

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「読んであげる」に「手遊び」を足したら新しい絵本に

 

日隈さんが絵描きに対して、miyauni(みやうに)さんはデザイナーです。
実は、赤ちゃん絵本作家でいうと、『はらぺこあおむし』のエリック・カールや、「ミッフィー」シリーズのディック・ブルーナは、優れたグラフィックデザイナーでもあります。

赤ちゃんにとって最適な情報量は、大人よりもはるかに少ないので、けずってけずって単純化することが得意なデザイナーは、赤ちゃん絵本作家に向いているんですよね。

「親子で一緒に楽しめる」というテーマに対して、みやうにさんが最初に持ってきてくれたアイデアは「なぞって楽しむ絵本」と「パタパタする絵本」のふたつでした。

ページをめくって、パタパタする。
またページをめくって、パタパタする。

内容だけではなく、本ならではのカタチそのものを楽しもうというアイデアは、今までありそうでなかったものです。
なるほど、「読んであげる」に「手遊び」が加わって、全く新しい絵本体験ができると思いました。絶対に電子化できないというのも魅力的です。うん、こっちでやりましょう、と。

最初にいただいたラフには、見開きに大きな「ちょうちょ」が描いてありました。
これにどんな仕掛けをすれば、読者が実際に「パタパタする」絵本になるか。

それを実現するのは、簡単なことじゃないですよ。
でも、難問に挑むのはキライじゃありません。

cho01
▲見開きに大きく描かれたシンプルで美しい「ちょうちょ」

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▲最初のラフでは「ちょうちょ」だけで11見開きを貫くアイデアだった

 


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