乳幼児を笑いに笑わせた「だるまさん」 伝説の絵本作家・かがくいひろし|朝日新聞


「あの時、絵本編集者たちが皆、驚いて、かがくいさんのもとに殺到したんです。『これは凄い人が出てきた』って。2005年、彼が50歳で新人賞を受賞した時のことでした」。絵本などを手がける出版社・ブロンズ新社の沖本敦子さんは当時をそう振り返る。かがくいの千葉県松戸市の自宅に駆けつけた沖本さんを前に、彼は無印良品の茶色い再生紙ノートを差し出した。それは、ラフスケッチが詳細に描かれたアイディア帖だった。「『こんなの、どうだろう』って、かがくいさんがその時に見せて下さった画が『だるまさん』の原形にほぼ近いスケッチでした。今までにない着想で、可愛らしくて、動きと音とリズムで見せていく。展開もとっても可愛かった。私たちはその完成度の高さに感激して、『これ! そのまま、これで行きましょう!』。即座に出版が決まったんです」

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