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子どもの興味が走り出す 電車が出てくる乗りもの絵本21選


◎興味が出てきた頃に手にとりたい基本の絵本

『カンカンカンでんしゃがくるよ』

文・絵/津田光郎

カンカンカン、ふみきりがしまる。ゴゴーッ! たくさんの人をのせて上りの電車がとおる。やっとふみきりがあいた。朝から夜まで、ふみきりは大いそがし。

『しゅっぱつしんこう!』

文・絵/山本忠敬

大きな駅から特急列車に乗り、山の麓の駅で急行列車に、そして普通列車に乗りかえて山間の小さな駅に着くまでを、目に映るままに克明に描いた乗物の絵本。

『でんしゃのずかん』

文/五十嵐美和子
絵/近藤圭一郎

新幹線、特急、地下鉄などから、SL、貨物、リニアモーターカーまで、日本全国を走る鉄道車両76種類を集めた図鑑絵本。大人も子どもも一緒に楽しく電車の名前や豆知識を覚えられる。

『はしるはしるとっきゅうれっしゃ』

文・絵/横溝英一

大きな町の始発駅を、最新モデルの特急列車が出発した。通勤型電車とすれ違い、川を越え紅葉の山のなかへ……。実際に、東京・新宿~長野・松本間をはしる「スーパーあずさ」とその沿線をモデルに終着駅までパノラマ画面が展開する。

『ちかてつのふしぎ』

絵/溝口イタル

鉄道にまつわる謎を、絵と文章でわかりやすく解き明かすシリーズ。テーマは「地下鉄」。地面の下でどんなふうに走っているの? どうやって工事したの? 車両はどこから地下に入れているの? 地上から見えない分、地下鉄は謎がいっぱい。

『地下鉄のできるまで』

文・絵/加古里子

都会の地下を走る電車、地下鉄。その工事は、地下でどのように進められているのだろう。ページを繰るごとに工事が進み、地下鉄の完成までを楽しく伝える。


◎子どもの憧れ 新幹線が出てくる絵本

『新幹線のたび はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断』

文・絵/コマヤスカン

まだ夜も明けきらないホームに姿をあらわした新幹線「はやぶさ」。はるかとおとうさんの旅がはじまる。

『しんかんせんでゴーッ』

文/視覚デザイン研究所
絵/くにすえたくし

けんたとマーくんたちは、新幹線にのって九州から、新幹線工場や鉄道博物館に立ち寄りながら、目的地の北海道まで向かう。ただ、マーくんは好奇心旺盛だけど、気になることを見つけると、すぐにそっちに行ってしまうので、時々みんなをあわてさせる。

『しんかんせんでおいかけろ!』

文・絵/横溝英一

ブルートレイン「はやぶさ」西鹿児島行きの寝台特急で、二人旅をするはずだったたつくんとお姉さん。でも、たつくん一人を乗せて「はやぶさ」が発車してしまった。お姉さんは「こだま」でたつくんを追いかける。


◎どうやって走るの? 機関車が出てくる絵本

『きかんしゃやえもん』

文/阿川弘之
絵/岡部冬彦

長いあいだ働いて年をとってしまった機関車のやえもん。くず鉄にされる運命が待っていたが、ある日、交通博物館の人がゆずってほしいと申しこんできた。日本人の作家による乗り物を主人公とした最初の物語絵本。

『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』

文・絵/バージニア・リー・バートン
訳/村岡花子

ちいさな機関車のちゅうちゅうは、いつも客車や貨車を引いて駅の間を走る。ある日ちゅうちゅうは、注目を集めたくて、ひとりで走り出してしまう。威勢よく走るちゅうちゅうに、まわりのみんなは驚き、怒り出す。日が暮れて、石炭も水も少なくなり、古い線路に迷い込んでとうとう止まってしまったちゅうちゅう。そこに迎えに来てくれたのは、最新式の汽車にのった機関士だった。

『エンソくん きしゃにのる』

文・絵/スズキコージ

エンソくんは田舎のおじいさんの所へ遊びにいこうと、初めてひとりで汽車に乗った。町をぬけ、いくつもの駅に停まり、いくつもの橋を渡り、トンネルをぬけると、汽車は高原の駅に着いた。するとヒツジ飼いとヒツジの群れが乗りこんできて、車内は大にぎわい。やがて汽車が終点に着くと、おじいさんは馬に乗ってむかえにきていた。驚きと楽しさいっぱいの汽車の旅。


◎夜行列車や貨物列車が出てくる絵本

『やこうれっしゃ』

文・絵/西村繁男

人々がホームから夜行列車に乗り込む。乗客たちは車中でおかしを食べたり、トランプをしたり、思い思いのときを過ごす。やがて、夜がふけ乗客たちは、客席や寝台車両で眠りにつく。そして、朝をむかえると夜行列車は目的の駅に。上野から金沢に向かう夜行列車で過ごす一夜を描いた文字のない絵本。

『ブルートレインほくとせい』

文/関根栄一
絵/横溝英一

ブルートレイン「北斗星」がホームにはいってきた。ぼくははじめての長い旅に出る。上野から札幌まで、1200キロ、16時間。ぼくたちは車内のたんけんにでかけた。

『かもつれっしゃのワムくん』

文/関根栄一
絵/横溝英一

「ワム」とは屋根のある貨車。そして屋根のない貨車は「トラ」、コンテナ専用車は「コキ」、タンク車は「タキ」、冷蔵車は「レム」、石炭専用車は「セキ」と呼ぶ。ワムくんは周囲が草ぼうぼうの線路の上におかれて、近くに置かれる貨車と話をする。ある日、ワムくんの扉が開かれて、りんごの箱が運びこまれた。ワムくんは貨車の「トラ」に連結されて、長い旅が始まった。


◎実際の景色と比べてみて ローカル線の絵本

『うみのでんしゃ ぼくらの江ノ電』

文・絵/中島章作

鎌倉駅から海沿いに藤沢駅まで、人気の江ノ電を、電車の細部、家の1軒1軒、風景のすみずみまでていねいに描いた絵本。

『出発進行! 里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅』

文・絵/かこさとし

千葉県五井駅から養老渓谷まで続く小湊鐵道の一部区間を、トロッコ列車が走る。沿線には見所がいっぱい。里山の自然を肌で感じることができ、さらに歴史、地理にまつわる話も多く、さまざまな分野で興味深いローカル線の旅。

『チンチンでんしゃのはしるまち』

文・絵/横溝英一

チンチン電車は、朝の市場の脇をすりぬけ、駅前からは通勤や通学の人を運ぶ。子どもたちやお年寄りも気軽に利用し、つねに人々の生活とともにある。長崎を舞台に描いた。


◎絵本の世界だけで乗れる電車も

『おばけでんしゃ』

文/内田麟太郎
絵/西村繁男

おばけ電車は、おばけを乗せて走る。ようかい駅を出発。火の玉飛びかうくらやみ駅、雪女のいるさむざむ駅、こんどの駅は……。

『いもむしれっしゃ』

文・絵/にしはらみのり

「いもむしれっしゃ」は「虫が丘駅」を発車した。途中で大グモが現れ、危機一髪。そこへかみきりレンジャーがやってきて……。

『ねずみのでんしゃ』

文/山下明生
絵/いわむらかずお

明日から始まるねずみたちの「ちゅうがっこう」。でも7つごたちは「いきたくなーい」。そこでお母さんはいいことを思いつく。