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日本でも手に入るイギリスのおすすめ絵本20


『ピーターラビットのおはなし』
文・絵/ビアトリクス・ポター
訳/石井桃子
初版/1902
シリーズ第1話『ピーターラビットのおはなし』のしかけ絵本。好物のはつかだいこんやレタスを狙って畑を冒険するピーターと、それを追いかけるにっくきヒゲおやじ、マグレガーさん。引っ張ったり、植木鉢をめくったり、絵本の中に入り込んでスリリングな体験を味わえる。

『プーのはちみつとり』
文/A.A.ミルン
絵/E.H.シェパード
訳/石井桃子
初版/1926
くいしんぼうのクマのプーさんは、風船につかまって、木の上へハチミツを取りにいこうとした。ところが、ハチたちにあやしまれてしまう。

『機関車トーマス』
文/ウィルバート・オードリー
絵/レジナルド・ダルビー
訳/桑原三郎
初版/1946
ちびっこ機関車のトーマスは、いたずらずきであわてんぼう。しょっちゅうトラブルをおこして周囲をひやひやさせている。

『ビロードうさぎ』
文/マージェリィ・ウィリアムズ
絵/ウィリアム・ニコルソン
訳/石井桃子
初版/1953
ある年のクリスマス・プレゼントとして、ぼうやのもとにやってきたビロードうさぎ。肩身のせまい思いをしていたが、子ども部屋には魔法がおこることを知らされる。「そのおもちゃをもっている子どもが、心からかわいがっていたとすると、そのおもちゃは本物になる」。ビロードうさぎは、自分も本当のうさぎになりたいと願う。

『くまのパディントン』
文/マイケル・ボンド
絵/R.W.アリー
訳/木坂涼
初版/1958
南米のペルーからロンドンにやってきたくまのパディントンは、ひょんなことからブラウンさんの一家と暮らしはじめる。ママレードが大好きで、いつも困った事件にまきこまれるけれど、いつも運よく逃れてしまうパディントンは、たちまち街の人気者に。人気シリーズの第1作。

『おちゃのじかんにきたとら』
文・絵/ジュディス・カー
訳/晴海耕平
初版/1968
お茶の時間にごちそうになろうとやってきたとら。家の中にある食べ物を全部食べてしまう。はらはらどきどきしながらも、とらの礼儀正しいふるまいに心が解き放たれる。

『さむがりやのサンタ』
文・絵/レイモンド・ブリッグズ
訳/すがはらひろくに
初版/1973
「やれやれまたクリスマスか!」面倒くさそうに目を覚ましたのは、サンタクロース。寒さに愚痴をいい、煙突に文句をいいながら町の子どもたちにプレゼントを配る。南の島に憧れながら、一日の仕事をおえると、お風呂にはいり、ビールを一杯飲んで、ごちそうを楽しむ。トナカイたちにおいしいえさをあげることも忘れない。皮肉屋だけど実はやさしい、人間味あふれるサンタクロースを描いたクリスマスにぴったりの絵本。

『チムとゆうかんなせんちょうさん』
文・絵/エドワード・アーディゾーニ
訳/せたていじ
初版/1974
船乗りになりたくてたまらないチムは、こっそり船に乗り込み、船員として働き始める。つらい仕事をこなしながら信頼をかちえていくチムだが、嵐で船が座礁してしまう。とり残されたチムと船長が、これを最後と覚悟した時……「やあ、ぼうず、こっちへこい。なくんじゃない。なみだなんかはやくにたたんぞ」。成長への子どもの憧れと、それに応えようとする大人の輝きを描いた作品。

『ロージーのおさんぽ』
文・絵/パット・ハッチンス
訳/わたなべしげお
初版/1975
何も知らず散歩を楽しむめんどりと、あとを追うきつねが織りなすスリルあるドラマを、ほとんど絵だけで語る異色の絵本。

『ゆきだるま』
絵/レイモンド・ブリッグズ
初版/1978
ただひたすら優しい絵の連続で文章はない。しかし、余計な文章などこの物語には必要ないのかもしれない。

『もものきなしのきプラムのき』
文・絵/ジャネット&アラン・アルバーグ
訳/佐藤凉子
初版/1981
ほんをひらいて、よくみてごらん。かくれているひと、みつけてごらん。おやゆびトム、シンデレラ、三びきのくまさん、ロビン・フッドなど、おなじみの童話の主人公たちが、絵の中のどこかにかくれている。

『ねこのオーランドー』
文・絵/キャスリーン・ヘイル
訳/脇明子
初版/1982
オーランドーは、とってもきれいなマーマレード色のねこ。オーランドーとおくさんのグレイスとのあいだには、ちいさなねこが三びき。ご主人から念願の夏休みをもらったオーランドーは、意気揚々と家族でキャンプにでかける。

『かしこいビル』
文・絵/ウィリアム・ニコルソン
訳/まつおかきょうこ、よしだしんいち
初版/1982
おばさんから招待状が届き、おばさんのおうちを訪ねることになったメリーちゃん。嬉しくて所懸命に荷造りをするけれど四苦八苦。かしこいお人形の「ビル」をうっかりトランクに入れ忘れてしまう。ビルはメリーちゃんに追いつこうと走りに走る。

『ねえ、どれがいい?』
文・絵/ジョン・バーニンガム
訳/松川真弓
初版/1983
「ねえ、どれがいい?」と聞きながら、つぎつぎ出されてくるのは、とんでもない選択ばかり。子どもたちは「どれもイヤ」といいながら、大喜びであれやこれや悩む。

『すきですゴリラ』
文・絵/アンソニー・ブラウン
訳/山下明生
初版/1985
ハナはゴリラがだいすき。いつも忙しいお父さんは動物園にもつれていってくれない。でも誕生日の真夜中ふしぎな事が……。

『パンやのくまさん』
文/フィービ・ウォージントン
絵/セルビ・ウォージントン
訳/まさきるりこ
初版/1987
くまさんは、パンやパイやお誕生日のパーティーのケーキを作り、車に積んで出かける。ガラン、ガラン景気よくかねを鳴らすと、みんな買いにやってくる。

『きょうはみんなでクマがりだ』
再話/マイケル・ローゼン
絵/ヘレン・オクセンバリー
訳/山口文生
初版/1991
朝から上天気。赤ちゃんを含む5人の子どもらが、クマがりに出かける。みんなで「ちっともこわくない」っていいながら。子どもたちのあそび歌が元になった絵本。

『ぜったいたべないからね』
文・絵/ローレン・チャイルド
訳/木坂涼
初版/2002
おにいちゃんのチャーリーは、時々いもうとのめんどうをみなければいけない。でもそれは、大変なこと。なぜって、いもうとは好き嫌いが激しいから。どうにかして食べさせようとする兄のほほえましい奮闘ぶりが最高。

『もっかい!』
文・絵/エミリー・グラヴェット
訳/福本友美子
初版/2012
セドリックはおやすみ前にママにお気に入りの絵本を読んでもらう。もっかい読んで欲しいのにママが先に寝てしまい……。

『クレヨンからのおねがい!』
文/ドリュー・デイウォルト
絵/オリヴァー・ジェファーズ
訳/木坂涼
初版/2014
ケビンが絵を描こうとクレヨンの箱を出すと、12色のクレヨンから自分宛の手紙の束があった。人気色で忙しすぎるから休みたいとか、もっと自分を使ってほしいなど、ユニークな絵本。