図書館地下の閲覧室に羊男『ふしぎな図書館』|日刊ゲンダイ


村上春樹の長編『騎士団長殺し』が話題となっているが、その書評の多くが「自分探し」という村上作品の長年のモチーフが描かれていると指摘する。本書は短いながら、やはり同じだ。市立図書館に来た「ぼく」が本を探していると、地下107号室に行くように指示された。不思議に思いつつドアを開けると、老人がいてついてこいという。迷路の先に閲覧室があり、奥から羊の格好をした男が現れ、老人は鍵をかけて出ていってしまった。羊男によると、老人はここで本を丸暗記させ、知識でいっぱいになったところで、頭をかき切って脳みそを吸うのだという。

情報源:図書館地下の閲覧室に羊男『ふしぎな図書館』|日刊ゲンダイ

怖! 怖いけどちょっと気になる展開です。挿絵は佐々木マキさん。

『ふしぎな図書館』
著/村上春樹
絵/佐々木マキ